こんにちは。

 等身大の自分だからこそ面白く生きられる。 

『小福の風』メッセンジャーの

みうらきょうじ です。 


 私達は日常的にとても心地よく、快適な

『文明』世界を当たり前のように満喫しています。


しかし、この文明は

降って湧いたものでは無くて、

誰かが誰かのために尽くした成果の

賜物なのです。


誰かの『社会貢献』への情熱が蓄積したものが

現象化したものです。

私達はそれを楽しめる『場』にいる。

『場』があってこそ満喫できるのです。


皆さんが今住んでいる場がそうです。

そもそも今の場を住む場所にしてくれた

先人がいたのです。

その存在を無視することはできません。 


特にファショナブルで

きらびやかなイメージのある街が

いつから、どんな経緯で街になったのか、


思いを馳せたことはありますか?


たとえば『横浜』。



この横浜は

日本を守るためにつくられた街であったことを

ご存知ですか。


横浜を『つくる』ことになったのは

1858年日米で交わされた通商条約のときでした。


当時、アメリカ側は江戸を開港しろと求める。

しかし、そこは将軍のお膝元です。

なるべく江戸から遠からず近からず、

なお貿易港として

将来の国益増進の適性を持つ場所

として出した切り札が『横浜』だったのです。 


横浜はそこから始まります。

条約が成立しなければ

『戦争』にうったえるという当時の環境下で

決定されたのが『横浜』でした。


国の平和のため。


この目的のため

一身をなげうった幕府の外交官がいたわけです。


歴史の話はここまでとします。


『誰かのために』

この氣持ちが文明の下地にはあるということを

先ずお話したかったためです。


それは国であれ、身近なものであれ同じです。

身近な社会とは何でしょうか。


その最小単位は『家族』です。

家族にも相互に

『誰かのために』の氣持ちは必須でしょう。

いつまでも良い関係を保ちたい。

国同士の関係と同じです。


そのための秘訣は何でしょうか。


それはお互いが自立心を持った

『自然体』であることです。


幕末期の条約も決して『言いなり条約』

ではありませんでした。

13回にもわたる主張と譲歩の果ての

条約でした。


『自然体』とは『等身大』であることですが、

決してわがままで好き勝手で良い

という意味ではありません。


自分だけが心地良くなるための自然体ではありません。

自分が幸せである状態のためではないことです。


家族のはじまり、

夫婦関係になると云うことは

『等身大』を相手の幸福感増幅に発揮すること

を意味します。


理想論に聞こえるかもしれませんけれど、

何と言っても夫婦関係です。

人生を伴に歩むパートナーです。

自分の愛のパワーを

最大限に発揮するフィールドなのです。


『等身大』を発揮するとは

その『等身大』を

自らが『大好き』で

自らの節度を持って 

『持ち味』を人のために役立たせたいという

意欲に満ちている事が前提です。 


好きな人だから発揮するわけではない。

好きだから一緒になるわけだけど

自分の『等身大』を相手を含め、

世間のために発揮する空間を一緒に築いていく。


この『利他』の心。

これがマンネリを起こさない秘訣だと思います。

お互いが持つ『可能性』を育て、実践していく。


いつもそのつながりで日々を送っていく。


秘訣のまた秘訣があります。

自分の『等身大』を知り、

ワクワクしないまま婚活はしないこと。





自分の真のセールスポイントが わからないままですと何を見ても聞いても退屈。

いつも刺激を外に求め続け、  

喜びより不満、

不足感だけが先行させていきます。


 なお、横浜を生み出した先人は

もう一つ素晴らしい港を開きました。

それは『神戸』でした。 



誰かのために『等身大』を発揮すると

すごいことになるのです。


 今回も最後までお読みいただきまして

ありがとうございました。