こんにちは。 

等身大の自分だからこそ面白く生きられる。 

『小福の風』メッセンジャーの

みうらきょうじ です。 


 人生は 

①自分を頼りとし

②何を言われても 

③何が起きても 

④自分を尊び 

⑤自分の道を歩むことである。 


この2,600年前にご提示された

お釈迦様の5つのメッセージ。

残念ながら

人間社会では

未だ使いこなせていないのが実情です。 


 自分を頼るより 

他人、外側に『証し』を求めたり

支配影響され続けています。

それだけ私達は

外側からの圧を

知らず知らずのうちに

受けてしまうんです。



特に

 " 何を言われても …。"は


日常的に向き合う『氣』になるアイテムですね。 


何かを云うとは

人間関係のなかで生じるものですが


人間関係というのは、

実際、希薄なものです。


私達が交流する方々は 

どんなに懇意にしていても 

深い絆で結ばれる 

結縁(けちえん)関係

になることは稀です。 




 典型的なのがいわゆる

『ママ友』『同僚』『同級生』です。 


 時間的にも心理的にも物理的にも 

そのときは

 交友に多くを費やしていても 

またたく間に没交渉な関係になっていくものです。 


 どうしてかというとそれは

偶発的で便宜的な交友であって

『精神性』が弱いからです。 


 『精神性』があるとは

目に見えないものを見ようとすること

「自分にはどんな可能性があるんだろう」

と主体的、未来的に見る。


『精神性』がないとは

目に見えること、

前例から推定して判断しようとすること

「通常から見て、どうせ無理だよ。」

前例主義、悲観的に見る。


精神性が高い関係と低い関係は


空模様にたとえてみましょう。


精神性が高い関係とは 

空がかげっていても 

会うだけで温氣が漂い

周りを明るくさせ、晴れ間を見せる。 




低い関係は一見晴れていても 

関係が冷たいので

相互に冷たい風を交換する。 

周りもヒンヤリさせる。 

急に雨模様になる。



精神性が低いと 

表面的で目に見えないことへの

関心と云えばあくまでも

物理的利害関係の見通しになります。 

憶測、感情をエネルギーとして


下世話な事柄に花を咲かせ 

誹謗中傷に盛り上がる。 


ところが、この薄い人間関係から発した

ことをことが氣になり、

感情的になる場合が多い。 


「あの一言が氣になって夜も寝られなかった」 

「あの一言がトラウマになっている」


 しばらくすれば『音信』が途絶える 


 去れば忘れるのが人の常


の関係なのに苦しむのです。 


 『この一言』にこだわるんです。 


 聴診器でさらに 

ノイズ音をことさら確かめるかのように 

疑心暗鬼になり、自らを傷つけます。



 一方、

「あの一言で氣持ちが楽になった」 

「あの一言があるから今の自分がある」等

ポジティブな『一言』もあります。 


 ポジティブにしても五十歩百歩です。 

 たしかにありがたい言葉も多々ありますが

 自分を頼る 

 という文脈から見ないといけません。


一見、良きアドバイスに聞こえても

あなたに『最適』かどうかは別です。


万人共通の名言というのは

ありません。


あなたの人生に貢献する『名言』かどうかは 

他ならぬあなたが

『自己信頼』というベースに立って

初めてわかります。


そうでないと 

却って名言は『迷言』になるおそれがあります。 


より正確に云いますと


常に自らに必要な言葉を求めていると


自然と必要な言葉が

耳もとでささやかれる


のです。


人の口に戸は立てられないのですが

その声に意味をもたせるか、そうしないかは

どれだけ

等身大の自分とのピントを合わせようとしているか

どうかにかかります。


『意味ある言葉』は


そのような主体的な姿勢でいると

自然と入ってくるはずです。


不快なことを取り込むことなんてしないでしょう。

はなから『周波数』が合わないから

エラーとして排除していきます。


 何か氣になることを言われても 

周波数の合わない言葉に執着するわけもありません。 

 自分の本質、等身大への理解を

深めることに没入しているからです。


自らを傷つけることに意識が向きません。


氣にするとは


あなたを傷つける言葉を発する人と

関係を深めること


を意味します。


あなたにとっては


強いて『結縁』をする必要は

ないはずの人間です。 


 あなたが『あなた』を大切にしていれば

あなたに必要な言葉は

タイムリーに届くはずですから。


『等身大』の自分を発掘していきましょう。



 今回も最後までお読みいただきまして

ありがとうございました。