こんにちは。 

自分の持ち味を

1分で10個書き出すことができる

『あなた』に変える、

みうらきょうじ です。 


 ともしびが消えたら

あらためて自分で灯せば良いのですが 

それができない。 


 どうしてでしょうか? 


 冒頭に自分の持ち味を

1分で10個書き出すことができる

『あなた』に変える、 

 と言っているように 

多くの人は

自分の『持ち味』がわかりません。


ですから自分に価値が見いだせず、 

『頼れない』。 

頼ることを恐れます。 


 自分を頼ること 

自分を寄辺にすること 


 この姿勢マインドセットは 

今から2,600年ほど前に宣言されたものでした。 


それを宣言されたのは 

皆さん、ご存知の 

 お釈迦さまです。 


 ゴータマ・シッダールタです。 


 実にシンプルな言葉で示しています。 


 『天上天下唯我独尊』

と。


 この言葉は


お釈迦様は生まれてすぐ右手で天を指し、

左手で地を指して

「誰しもがみんな尊い存在なのである」






 と解されていますが、

注目すべきは

なぜ『誰しもがみんな尊い存在なのか』

その理由です。


それは人生は 

自分を頼りとし、 

何を言われても 

何が起きても 

自分を尊び 

自分の道を歩むことである。 


 だから皆さん 

自らを灯明として 

他者に依存せず、 

自らを拠り所にしてください。 


 という意味合いを持つ言葉なのです。 


 ところが現状は一人を嫌う。 

 それは即『孤独』を意味する。 

 自らを拠り所にすることは 

イレギュラーで 


みんなと和気あいあいでいる事が

『あるべき幸せ』という構図に

慣れ切っていることで 

『一人じゃないことは素敵』が

固定化していきます。 





 何よりも自分の安定は 

周りとの兼ね合いで成り立つ。 

だからいつも 

外側の動静が氣になります。

自己防衛に余念がなくなります。  


 自分を拠り所にして 

心の充実感が 

あふれるようになり、 

 誰かのお役に立ちたい 

誰かのために生きたいという

願いのエネルギーが湧きぬくくなります。 


 天上天下唯我独尊 


 この2,600年に釈迦が遺した 

生きることの本質は 

現代においても未だシステム化されておらず 

 目に見える世界への反応

ばかり繰り返していると云えます。 


だから自分を磨くことに

愉しみを見出すことが出来ず、 

外側からの灯火だけを待つだけになるんです。 


 自分を頼り、 

誰に何を言われても 

何が起きても 

自分を尊び 

自分の道を行く。 





 この軸で生きませんか、という提示が 


 天上天下唯我独尊 


 なんです。 

 しかし、


世の中は 


 頼って、頼って。 

ウチのシステム使うと 

あなたの人生楽しくなるよ 


のアナウンスに包囲されています。 


自分を頼りにしていると

真に自分に必要なアナウンスかどうか

わかるはずです。



 最後までお読みいただきまして

ありがとうございました。