こんにちは。 

自分の持ち味を

1分で10個書き出すこと 

ができる『あなた』に変える、

みうらきょうじ です。 


 今回も女性経営者A子さんから仕入れたお話です。

彼女はさり気なく、

老いも若いも、

人を引き寄せ、

去るもの追わず、

接した相手はつかの間でも

嬉しくさせる、雰囲氣づくりの天才です。 


コトバの前に

『没頭』『集中』『受け容れ』の振動が

周りを引き込んでいきます。 


今日はA子さんが専業主婦だったときのお話です。

 

B子さんという専業主婦も引き込まれた一人でした。


B子さんは内向的で

自分からすすんで友達を作るタイプではなかった

のですが、小さいときからパン作りへの関心は

強かった人でした。 


ある日、B子さんの数少ないお友達が 


 今度ね、娘と同級生のママさん(A子さん)が

パン教室を開いてくれるの。 

 あなた、パン作りに興味あった事すぐ思いついて、


「友達に声がけしてもいい?」


って聞いたら、大歓迎!と言ってくれたわ。 

 一緒に参加しない? 


 B子 

面識ないし、ご迷惑じゃない? 


 と迷っている彼女でしたが

結局、友人から背中を押されて

A子さんの教室に参加します。 


いらっしゃっい!

どうぞよろしく。


 A子に会った瞬間、B子さんは

緊張が一氣にほぐれ、

スンナリと教室に溶け込んでいきました。 


B子さんにとっては

これまでただ頭で思い描いていたパン作りを

実践することになりました。 


小麦粉を練って、発酵、ガス抜き、発酵、焼きと続くパン作りの手順を経験したのちに食したパンの美味しさは格別! 



 この時間はB子さんが長年

『発酵』させてきたものを

一氣に膨らませました。 


 翌日からは

自宅でパンを作ろうと

生活の軸が出来、

ご主人、姑さんも生き生きし始めたB子さんを心良く見守りはじめます。 


B子さんの意欲の酵母菌はさらに膨張し続けます。 


 そして家人に 

 「私、パン屋を開きたい!」 

 と宣言。


 ご主人も姑さんも、

B子さんの振動エネルギーを感じていたからか、

既に対話していたかのように 

『賛成』『支援』に道が拓いていきます。 


 B子さんの『決めたこと』は、

専門にパン製造を学び、自宅の一部を改築して

店舗オープンへと展開していきます。 


 繁盛店になったそうです。 





 『お弁当』と同様、

A子さんは人生を面白くさせる

『キッカケづくり』を提供したようです。 


 「どうなるんだろう。」

と心配するより

案ずるより産むが易し!


自分が心の底からやりたいものを

氣兼ねなく、実行すると

人生は急速転回するようです。 


 源流にはA子さんの背中を押す

振動パワーがありました。

 

今回も最後までお読みいただきまして

ありがとうございました。