こんにちは。

素適な生き型発明塾

書き文字探偵の

みうらきょうじ です。



写真は羊毛フェルト作家 

澤碧美伶(さわみどり みれい)さん

の作品です。


 たった今、水揚げしたような 

新鮮味溢れた牡蠣とホヤ。 

牡蠣のプリプリ感が見事に表現されています。

 

 澤碧さんは通常、  

ワンちゃんの飾り物を制作されている、
羊毛フェルト作家です。 


※これはドーナツではありません。中の空洞からワンちゃんが顔を出します。

一方で

『海には希望がある』 

この趣旨で冒頭でご紹介した

『海の生き物』も
精力的に創作しているのです。


 Espoir Blue
(エスポワール ブルー) 

 碧(あお)の希望がテーマ。 


 碧の希望とは何か? 


 澤碧さんはそれを 

『愛の循環』と

とらえています。 


碧つまり『海』は 

『海単体』では成り立たない
海と森との『交歓』で成り立つ。


 海そのものはとても雄大です。

凪であっても中では  

海流が交わり、

生命の循環が激しく行われています。

しかし、それが
当たり前ではないことを目の当たりに

しました。 


ある日、命が消えた。

 2011年3月11日

東日本大震災のときです。 


海から『命』が無くなった瞬間でした。

生き物が居ない海は
すなわち『死海』です。


一時、海は命を失いました。 


しかし、蘇ったのです。 


海の生き物たちは 

森からもたらされた 

鉄分を含んだプランクトンを摂って

生長していきます。 


そのプランクトンが健在だったのです。 


澤碧さんはそんな
森からの

『命綱』で蘇る海の碧は当に 

『希望』の証しであり、 

『碧』に『希望』を

見出したそうです。 


 だから
Espoir Blue
だと。 


 そういえば

人も生き物だよね。 


人もまた

自然からの慈愛に包まれている。

日々、命を授かっています。

見えざるプランクトンを

頂いていると言っても良いでしょう。


これは

与えられているもの。


 では
人にとって

『自ら与える側』として

奮い立たせてくれる

 プランクトンとは
どんなものでしょうか。 


いつの間にか受け身、権利の主張に狎れて

心のベクトルが

世のため、人のために

向かなくなっているのかもしれません。


敢えて他人には壁を作る。

ひたすら守りにフォーカスする。

そんな

他人への『お役立て』を止めた心とは

森と海との境界に堅固なコンクリート壁を

築くようなものです。

『交歓』が無くなります。


それは、あなたの海に

慈愛という森からの栄養が届かず、

『生き物』が育たないことを意味します。


まるで死海に浮かんでいるようなものです。 


『希望の碧』ならぬ 

『無関心のブルー』ですね。


この環境に慣れ切ってしまうと 

心の『交歓神経』は鈍くなる一方です。 


だからこそ

心の『Espoir Blue』が求められる。


『誰かの役に立てそうな自分』


そんな自分に向かせる

『希望』のプランクトンが

必要ではないでしょうか。 


さて澤碧さんの
ワンちゃんの飾り物 も

本質的には

Espoir Blueの

一貫でもあるようです。


ではどんな効果を

促しているのでしょうか。


ワンちゃんは飼い主さまの

氣持ちにダイレクトに反応します。


飼い主さまの笑顔は

何よりも『希望』です。

いつも貢献しようとしています。


飾り物を着けた愛犬の姿に

嬉々とする、
飼い主の喜び波動は 

ワンちゃんにとっては
『貢献』の喜びです。 





飾り物による飼い主さまの笑顔が

『希望のプランクトン』

の役割を果たして

飼い主さまとワンちゃんとの間で

交歓されている幸せな

『希望空間』を創ります。


 果たして、人はそんな希望空間を

作ろうとしているか。

「どうして私だけがしなきゃいけないの」と

言いがち。


もし、そう思われるなら単に未だ、

『これぞ』と

信じられるものに

出合っていないだけだと思います。


真に、信じられる自分との出合い


です。


それが実現することは

あなたが『希望のプランクトン』を

摂っている証になります。


 今回も最後までお読みいただきまして

ありがとうございました。