今回からは『素適な』
という形容詞を用いて
・結婚
・受験、進路
・就職
・人生
を考えていきたいと思います。


あくまでも
『素適な生き型』
をフィルターにして展開していきます。

多分に、筆者が
こうあって欲しいと思う
最も望ましい状態
を展開していきます。

今回は『素適な結婚』について。

『素適な結婚』は
『素適な自分』
を知っていることが大前提となります。

素適な自分とは
自分に相応しい場所を理解している自分のことです。

「私ってどんな人間なのかしら」
「これまでどんな生き方をしてきて、
 どんな意味があったのか」

これが『素適な自分』です。

これを整理して『生き型』を
見出していきます。

『生き型』
が分かれば
『相応しいお相手』
のイメージが自然に湧くはずです。

候補者のファスティング

ですね。

ただ、ほとんどの場合、
この作業は割愛される、というか無関心で
現実は

印象、ルックス、収入、家族関係
学歴

で決まります。
そして、何よりも
感動的な『素敵な結婚式』が優先されます。

白いチャペルでヴァージンロード
を歩く貴女はまさに
幸せのヒロイン。



パートナーはもちろん親御様の感動もひとしおです。
ウェディングのハイライトです。

ただ『結婚生活』となると通常、同じ屋根の下に住むことになります。

とても当然なことですが

『素敵な結婚』の熱は時を追うごとに冷めていくのは仕方ありません。

(月日が経ち、子どもが生まれ、育児、家事
 次第に『私』が消えて『役割り』だけの存在にな 
 る。)

一方、『素適な結婚』は違う。

何しろ基本的な『自己理解』の元、お相手を選んでいますので

『自分の持ち味』を発揮して
パートナーに喜んで欲しい氣持ちがあります。

さらに、パートナーが持つ
自分にない『生き型』から刺激を受け
自分の人間幅を広げていきたいと積極的。

そんな豊かな相互関係が
『屋根の下』
で静かに築かれていきます。

これは
『素適な自分』は
『素適な自分』を受け入れてくれた
ベターハーフと『素適な結婚』
をしていく流れを示します。

一方、相互に『素適な自分』を把握しない、
『自分』という存在への洞察が欠けた関係は
『自分の存在証明』が体感できず
フラストレーションがたまる形になります。
(ほとんどがその関係でしょう)

残念ながら
自分の人生をたどって
出来事ならそのあらましと
『起きた理由』
を理性的に処理していくことへ
の注意は払われません。

仮に氣恥ずかしく、
決まりが悪く思い出したくないほどのことでも
キチンとまとめ上げていく。

涙で打ちひしがれていても
自分の『姿』として直視する。

すると同じ状況が起きても
サーモスタット
が働き大事に至らない。

ネガティブ側面も併せて
自分を愛すことになるはずです。

これが『謙虚』さというものでしょう。
『素適な結婚』はお互い
『謙虚』という徳を持っているんです。

つまり、自分の『生き型』で
注意すべきところが分かっている。
『素適な生き型』は
自分の能力や資質を確認しているんです。

『素敵だけの結婚』
は相手に妥協を求める。

『素適な結婚』
はいつも相手から多くを
見出そうとする。



難しいことはさておいて
あなたの目の前の人は
たった一度の人生を
一緒に歩くことを決めた方。

それだけでもかけがいがない。

そこに氣付けば
いつからでも
『素適な結婚』
への扉は開くと理想主義の筆者
は期待してしまいます。

理想話に過ぎたかもしれませんが
『素適な結婚』についてお話しました。

でも思います。
もし
『素適な生き型』
を身に付けた上で惹かれた相手は
ファスティング・ベターハーフ
ではないか、と。

今回も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。