占いではないけど
知ればピタリとはまる
そんな
生き型フォーミュラ(方程式)
を見つけてみませんか?
こんにちは。
みうらきょうじ です。
『逆説六根清浄』の第5章
今回は『身根』です。
本来は
触覚
と対応するのですが
本稿では
『振る舞い』
に特化してお話してまいります。
『振る舞い』と言えば
マナーですね。
より具体的に申し上げますと
『洗練されたマナー』
と言うのが正しいでしょう。
『洗練されたマナー』
たしかに美しい。
優雅で教養、知性が感じられるし、
『素敵』です。
しかし、
『逆説六根清浄』の予定している
振る舞いの視線は少し異なります。
それは本人が『無心』になれる
振る舞い
を指します。
無心になれる振る舞い
です。
パフォーマンスを
最大限に高める
振る舞い
です。
それが何かと申しますと
よくスポーツの世界で見られる
『ルーチン』
です。
型どおりの決まり切ったもの
という意味ですが
スポーツの世界におけるルーチンはより結果と直結しているものなので切実です。
スポーツ心理学における
ルーチンとは
『決められた動きによって無心になる』
ことを意味するらしいのです。
かのイチローが見せたルーチンを思い出しますね。
バッターサークルの
一連の作法はただひたすら
『無心』
いわゆる
『ゾーン状態』
を創出するためのもの
であったということです。
いや、
バッターサークル、
ベンチ、
クラブハウスだけ
でなく超一流の選手は
生活シーンすべてにおいて
『ルーチン』があるようです。
言い換えれば
『思考のファスティング』
に余念がないのです。
一流になればなるほど精密機械のように
わずかなズレも見逃せません。
その調整は自ら描く
『具体的な好ましいパフォーマンスの実現』
との兼ね合いで自分がするしかない。
アスリートもそうなら
世界の『偉人たち』も同様です。
『生き型』というルーチン
を崩しません。
非難されようが
排除されようが
敵対されようが
さぁ、やるぞ!
と奮い立っていました。
『生き型ルーチン』
にしたがい
あれこれと迷わず力強く、
可能なことを切り拓いていく。
奇人変人の部分はあっても
それはまた人間的魅力の
付け合せみたいなもの。
そんな姿に人は感動し、
語り継がれるのですね。
『生き型ルーチン』
を可能にするのは
自分が向き合うべきものか
その重要度を判断するセンサー
があるかに掛かってきます。
つまり、余計な思考を挟めない
思考ファスティング
が習慣化しているんです。
一時的に凹むことがあっても
すぐに自らの『生き型』へ
戻っていく。
まるで形状記憶しているように。
『生き型』は国で言えば
憲法みたいなものです。
国が憲法という『生き型』
を状況変化のたびに変えたら
世界で信用されないのと同じで
自分の『生き型』
も猫の目のように変わり続けたら
『軽蔑』されるでしょう。
『生き型ルーチンの振る舞い』
これが
『逆説六根清浄』第5章
身根
でした。
思考ファスティングをして
『生き型ルーチン』
を実践したら
あなたには
どんなパフォーマンス
が導かれるでしょうか。
今回も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。