納得した人生で終わりたい
一つ上の終活プログラム。 
Only Oneマインド育成塾
『生き方ファスティング』の
みうらきょうじ です。

人はうっかりして
「安請けしちゃった」
「断り切れなかった」
と後悔することがあります。

人から
「請われているのだからありがたいこと」
「君の実力を見込んで」
「今、誰が相応しいかと問われれば君だ」等
と言われたり、
家族、恩師、上司といった外堀が埋められると
「はい、分かりました」
と受諾していく。

受けてから後悔する。

「受けなきゃ良かった」と。
時にはそれが
『命』にかかわるような苦悩へ
と発展します。

「キッパリと断りたい。でも」




嫌われたくない
評価を下げたくない

といった心理がもたげる。

そんな恐れから自由でいるためには

自分を知り、
自分がなすべきことに
ブレていない、
確固とした
自己理解
自己信頼
という土台が必要となるでしょう。

自分を理解すると
過度な期待に応えようとしなくなりますし、
調子の良い勢力からの要望に
安請け合いをしないことに繋がります。

前回、N子さんとの第一回目のセッション
についてお話しました。

N子さんからうけた印象は
明るいこと
自己信頼度が強いこと
自己探求心があること
です。

誰か何がしてくれないか。
何か面白いことないかな。

とキョロキョロしません。

しかし、N子さんは
自己理解の不十分さを
感じてセッションを受けに来ました。

N子さんへの第ニステップは
自己理解掘り下げ
の入口となります。

その1は名前からの理解、同調です。

名前は皆さんそれぞれにお持ちです。  
行政の単位であり 
権利の主体としての特定となりますが

『本人』も自他を区別する意識を
名前で持つことになります。

ここに『ゆみこ』さんがいたとします。
そこに『あきこ!』と呼びかける声がします。
音としては
その場に居合わせた人が
反応するだろうけれど

『意味ある音』として反応するのは
『あきこ』さん
だけです。

当たり前のことですが、
自分の名前に反応することは
名前の要素が心身へ
蓄積されていることを意味します。

名前は本質的なものではありませんが、
後天的に志向へと影響する重要な要素です。

姓名学が多くの人から利用されているのは
そういう側面が、あるからです。

ではN子さんはどんな後天的影響を受けているか、
N子さんご自身に振り返っていただきます。

N子さんの名前には
次の暗示がありました。



独自の美学を持ち、
基本的には内に秘め
マイルールを保つ。
人に左右されずのんびり、
伸び伸びと生活するが
あいまいなことは嫌いで
筋を通そうとする
聡明さと理性を持った人。

N子さんは
一つ一つに
「そう、そうそうだ」
と頷きながら
「つまり、頑固だということね」

この名前診断で

自分の世界をしっかり持っているらしい。
他人はいろんなことを言ってくるけど面従腹背ね。
聞いているようで聞いていない
自分の日常が浮かび上がってきます。
自分では強い抵抗感で
向きあっているわけではないけれど
自分にとって意味のない言葉は関係がない。
馬耳東風って感じ。

よく、学生のころ言われたな。
私の悪口を散々言われているのを氣にした友達が
後で近づいて来て
「あなた、あんなこと言われて平氣なの?」
と言われ
「えっ?何のこと?」
逆に聞き返したっけ。

自分が知りたいことは
美しいと感じることは
貪欲に追求するけど
そうでないことは
タンパクどころじゃない。
意味をなさないものは
はなから聞こえない。

このようなことを『再確認』
したようでした。

何よりも名前診断の内容に
納得と同調している。
嬉しそうにしている。

そうそうそれでいい。
自分のことを知り、
納得し、楽しくなることが
セッションの目的ですから。

私は◯◯の人間
これを貫いて生きていきたい。
これを人に役立てたいけど
それは同じ波長、周波数
が合って可能なことです。

世界にはあなたを必要とする
人がいるらしいけれど

生き方ファスティング

では改まって『ある』利益集団から
要望されるのではなくて、
あなたの波長と合う人と
自然に共鳴するもの。

とにかく、
自分の機嫌を
自分で取れるように
自分を掘り下げていく。

N子さんはさらに
自分を知っていきます。
自分の輪郭線を描き
配色をつけ
陰影を出しながら
『自分』という作品を
仕上げていく
自己信頼の
『素粒子』 
を増やしていきます。

今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。