こんにちは。
思いがけない自分を発見するための
『生き方ファスティング』
のみうら きょうじ です。

今回は前回同様、
ホーキンズの
『パワーかフォース』
を筆者なりに
生き方ファスティング
の側面からお話してまいります。

本稿は本物の力
『パワー』
についてです。

パワーとはいかなるものなのでしょうか。
文字通り力になるもの

ホーキンズは次の9つを挙げています。

⑨勇氣
⑩中立
⑪意欲
⑫受容
⑬理性
⑭愛
⑮喜び
⑯平和
⑰悟り

前回も触れましたが
人には生まれ持った意識レベルがあり、
基本的に生涯変更はないとのことですが
「意識レベルというのがあるんだ」
と認識することは、ご自身日々の挙措
を振り返る意味で効果的だと思います。

たとえば仮に
フォースの一つである
無氣力
に陥りそうになったとき
「これはフォースだからパワーに切り替えよう」
という意志の切り替えをするようなものです。

パワー9つそれぞれの内容については
割愛させていただきますが
本稿では生き方ファスティングの視点から
フォースとの境目にある
パワー要素を挙げて所感を述べたいと思います。

取りあげるのは
⑨の勇氣です。
⑧はフォースのプライドです。

フォースの闇は前回お話いたしましたように
プライドに次いで
⑦怒り
⑥欲望
⑤恐怖
④深い哀しみ
③無氣力
②罪の意識
①恥

とより脱力、自己否定の意識へと下がっていきますが、⑧はフォースとはいえ
最高値は示すものですが
1ランク違う『勇氣』とは次元が全く違います。
パワーとフォースとの壁があります。

⑨の勇氣は
フォース状態の人にとって
簡単なようで足を踏み入れるのに
難易度が高いのです。

この『勇氣』の意識は

◎先ず実現可能なことをしよう
◎自分を肯定しよう
◎自分を磨いていこう
◎だからこそ私は存在している

という方向に意志が向いています。

一方『プライド』のそれは
立場に執着しています。

◎自分以外には無関心
◎とにかく要求する
◎他を見下す
◎慢心している

このような意識です。
できることをやろうとしないし
他者否定
改善もなし
何かに生かされている感覚もない。

①恥
②罪責
③無氣力
④深い哀しみ
⑤恐怖

の状態に陷るとなおさら
『勇氣』
への移行が困難です。

生き方ファスティングは
本来の自分発見で新鮮味に
溢れますので自然と
『勇氣』への意識
を試みます。

意識レベルが上昇することは
困難だとしても『氣付き』
へのシフトチェンジを意識
することは可能ではないかと筆者は思います。

特に『実現可能なことをする』
はそれこそ『いつでも可能』
なことなのにできない。

子供はいつも『実現可能』
を繰り返していますよね。

ところが大人になると
フォース状態になると
何もしなくなり、停止状態に陥りがち。

ちっぽけでもできることがある

陥った要因の解決にならなくても
何かがあるはず。

茶碗を洗ってキレイにする
次のオリンピックはどこで開催するのか知る
勇氣って英語で何と言うかわかる

そんなちっぽけなことでも
解決
することを自発的に実施する

ちっぽけな『勇氣』
が事柄を劇的に変えるかもしれない。

パワーとフォース
の間には次元の壁があるけれど
そこに横たわる姿勢は

何もしようとしないこと

らしい。

今回も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。