何が『右肩上がり』かは

自分軸で感じるもの。

 

自分らしく成長しているかな。

そこを基本にしていないと

組織でよく言われる

『前年比進捗率』

と単純な数字に敏感になり目がいく。

 

ゴールにも精神性がなく

とにかくやる、といった

『ラットレース』

に終始していきます。

 

長年勤めていても

『自分は何をしたんだろう』

ということになる。

所詮は勤め先の出来事。

2020年に2019年の対比をして

『120%アップだ!』

と喜んでいても2021年になればそれまでの数字は

リセットしていく。

 

『ご破算で願いましては』

 

とまた最初から・・。

 

右肩上がりはフラットな肩へ。

勤務場所のお付き合いも仕事を通じてのもの。

その職域を離れて数年も経てば

『あんなに一緒になって懸命に仕事をした仲なのに』

名前と顔がだんだんぼやけてくるくらいの関係。

 

だから『右肩上がり』は

自己理解度、信頼度、承認度

の肩上がりにしたいものです。

 

そのなかで出合った人は

けっして忘れるものではありません。

もちろん柔軟に外のものに触れることはいいけれど

自分軸という

『器』

がしっかりしないと

他者軸の『右肩上がり』に惑わされていきます。

 

そこがまた

穏やかさ

を脅かすものです。