9月9日(日曜日) B地区ササ刈りの模様 | 新篠津ツルコケモモを守る会

新篠津ツルコケモモを守る会

北海道の新篠津村で再発見された高層湿原(ミズゴケ湿地)とその保護について、情報を発信していきます。

本日、当会は残存高層湿原B地区のササ刈りを

8名の参加者で行いました。

 

台風21号の影響で、新篠津村内の随所で倒木が見られました。

A地区では、ハンノキの倒木が私道をふさいでいました。

 

 

 

A地区の地権者が植栽したと思われるアカエゾマツが、

根こそぎ倒されていました。

台風の猛威に、ただただ驚くばかりです。

 

 

気を取り直してB地区に入り、

 

 

ササ刈りを開始します。

 

 

たった1個だけですが、

ツルコケモモの結実が確認できました!

 

 

ウメバチソウが咲いていました。

 

 

B地区のホットゾーンのササ刈り範囲を広げることができ、

ツルコケモモの花芽が多数確認できました。

来年の開花が楽しみです。

 

 

道すがらの農道脇の水路でも、発見が幾つかありました。

 

 

ミズアオイです。

除草剤耐性株がじわじわと分布域を拡げているらしく、

一昨年は新篠津村内では北端部でしか見かけませんでしたが、

今年は残存高層湿原付近でも見るようになりました。

 

 

ミクリ

 

 

 

イボクサ

 

 

震災よりも台風の被害が大きいことに驚きつつも、

農村や湿原の植物の数々を観察できたひとときでした。