5月12日 現地見学会の模様 | 新篠津ツルコケモモを守る会

新篠津ツルコケモモを守る会

北海道の新篠津村で再発見された高層湿原(ミズゴケ湿地)とその保護について、情報を発信していきます。

 

去る5月12日(土曜日)、

当会は現地見学会を行い、13名が参加しました。

 

 

ヤチヤナギの雄花です。

 

 

この時期のA地区では、随所でショウジョウバカマが見られます。

 

ワタスゲの花。

受粉すると花茎と綿毛が伸びてきます。

 

B地区ではホロムイツツジが咲いていました。

 

 

 

様々な植物の芽生えも確認できました。

 

A地区のネバリノギラン(シュロソウ科)。

高層湿原の典型的な植物です。

現時点では、新篠津村に残る最後の株です。

 

花の頃にはのっぽになるサワギキョウも

今はこんなにこぢんまりとした芽生えです。

 

 

B地区のウメバチソウ。

 

A地区の私道側溝に、ふ化直前のカエルの卵塊がありました。

 

 

この後、お昼御飯を挟んで、

高橋ピートモス工業様の特別な御許可のもと、

同社西側採掘場を見学しました。

 

 

ここでもツルコケモモが見つかりました。

 

 

かつて新篠津村の学田湿原を知る方は

「昔の湿原の面影が濃い」と驚いていました。

 

 

次回の見学会は6月10日(日)です。

皆様のお越しをお待ちしております。