我が家の闘病記 病と闘うスタート日
息がしにくく苦しい…と病院へ受診したら救急センターに移動して欲しいと促され、そのままICUへ入院
私の仕事中「もう入院してる。先生から話があるから仕事が終わったら病院に来て。普通病棟は満室だから救急のICUにいるんだ」と電話が入った。普通病棟が満床なのにICUはOKなんて…とちょっと疑問を抱いたが家族の言葉を信じることに
先生との話の前に本人と会うと、入った事がないICUにちょっとワクワクしてる。広くてすぐ看護師さんもいてと
別室に先生と看護師さんと私の3人
「肺に水が溜まっていて水中で溺れている状態。肺が心臓を圧迫している。
腎臓機能が低下しているから利尿剤で排出できれば良いが排出出来なければいつ心臓が止まってもおかしくない今夜が山場。
排出が上手く行かなかったら開腹するが血管が持つか分からない」
ICUでも一番危険度が高い患者だと。そのあと
「心臓が止まったら蘇生処置は行いますか?」
本当にこれは衝撃で、病院って聞かないと助けてくれないの?日頃から延命措置は受けたくないと言っていた。
少し離れたところに状況を全く知らない本人。すぐに返事をしないといけない。もうパニック。
先生は本人には治療に集中して欲しいため事実は言っていない。付き添った家族にも言えなかった。
本人の意志を尊重しないと…でも嫌だ。相談出来ない…苦しかった。聞かないで措置してよ!と言っても本人の言葉が過る
先生がまだ若いから心停止しても措置しましょう。と決断して同意書をそのあと沢山書いた
先生との話が終わって本人に合うと少し浮腫んだ顔がスッキリしてる。
どんな話をしたの?と聞かれても、利尿剤で排出の様子をみてるって。嘘をついた。帰宅して家族にも嘘をついた。
この日から我が家の病との闘いがスタートした。
入院の際に検査した結果で他に病が判明した。ICUから一般病棟に移動してから、先生から説明を受けた
温熱療法とふくらはぎ揉み、足裏を揉む官足法に他院のハイパーサーミアに食事療法も取り入れて難病と闘っている家族の記録