いつもしんの助の鳴き声を｢グエッ！｣と書くもんだから、昨日のコメントで
嘔吐いているんですか？と聞かれたけど
私が面白がって例えてるだけです(^_^;
しんの助は我が家に来た時から、カエルのようなアヒルのような変な声で吠えてました
最初は声帯が潰れているかな？とも思ったけど
声量は有るので大丈夫だろうと解釈してます
✨しんの助が｢ワン！｣と鳴いたのは１度だけ✨
シンタローが亡くなった翌日、私がダメと止めるのも聞かず
しんの助はお布団を乗り越えてシンタローに近づいて行きました
普段はとても臆病で、ちょっとでも環境が違うと
なかなか歩き出さないしんの助がです
そしてシンタローの顔を覗き込むようにして
小さな声で…ホントに蚊の鳴くような声でひと言
｢ワン…｣と鳴いたんです
慈母のような優しい眼差し
私は驚きました
顔を近づける事が大嫌いなしんの助が、自ら寄せて行って
呟くようにして｢ワン…｣と言った事が…
そしてその｢ワン…｣は
ありがとうでも無く、サヨナラでも無く
私には
｢そっか…｣
そんな呟きに感じました
ブリーダー犬舎で数多くの修羅場を体験して来たで有ろうしんの助が、現実を受け入れた瞬間だと思いました
そしてそのままゆっくりと後ずさりしたしんの助
くるっと方向を変えたのではなく、そのまま後ずさりしました
私の顔を見ながらです…
｢母ちゃん…旅立ったんだよ…｣
私をたしなめるかのように、アイコンタクトを取ってました
この瞬間、しんの助は来るべくして我が家に来たんだと、はっきりと分かりました
シンタローがひとつの役目を終えて天に還ったのと同時に
しんの助は使命を果たしたのだと思います
まだまだずっと一緒だけどね
あの時のしんの助の｢ワン……｣は、今でも私の耳に残っています
そしてそれ以来、普段のグエッ！に戻りました
シンタローが永遠の眠りについてる姿は悲しいけど、
あの瞬間を映像に撮れた事はホントに偶然で、私にとっては貴重な写真となりました
(:_;)…💖
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