教室のあり方 | しんしの盆栽初心者日記13年目

しんしの盆栽初心者日記13年目

盆栽の楽しさを皆さんに知ってもらいたく。
日々の作業、盆栽の成長を記録としてブログに綴っていきます。

実は昨日のブログの前に、先生や誠ちゃん、K君やその他のみんなにある画像を送っておりました。

雅風展用の鉢合わせの画像だったのですが、評価は上々。

ただ、簡単に入ると思っていたのに入らず根張りを削った事を伝えると、誠っちゃんより『ブログに書いてある事に関係しているやつですね』と。

鉢合わせに失敗した絶望感、『あ・・・。なんてこった・・・・・・。』こんな感じですかね(笑)。

 

では今日のブログ。

盆栽教室は技術を学ぶ場所であって、先生に作業をお願いする場所ではない。

私はそう思っております。

でも針金掛けや枝抜きをお願いしようとする会員さんは多い(笑)。

もちろん先生にお願いしたい気持ちもわからないわけではありません。

でも、自分でやらないといつまで経っても上手くはならない。

 

以前から言っておりますが、私は自分で作る樹と先生にお願いする樹は分けております。

自分で作っている樹は出来るだけ自分でするようにしております。

枝抜きも針金掛けも。

 

先日の教室ですが、各自各々悪戦苦闘しながら松柏の整枝に挑戦している姿をみて、本来あるべき姿だなと嬉しくなってしまいました。

それこそ以前のエントリではありませんが、安い樹を買って良い樹にしていく。

迫ちゃんが持って来た五葉松なんて格安からすごく良い樹になって羨ましい事。

とりあえず針金掛け挑戦して、後は先生に修正してもらえばいいわけですからね。

 

私の所属する南風会ですが、本当に良い会になってきたと思っております。

良い樹(値段の高い樹ではない)を数少なくが出来る会である事が。

もちろん、繰り返しになりますが時間と場所と経済力があればいくらでも増やしていいと思いますが、そういう方はごく少数。

少しでも一樹入魂できる環境が理想だと思います。

 

実際、悪い樹ばっかり持っている人って20年、30年と盆栽歴増えるだけで、何年作っても悪い樹しか持っていません。

良い樹を持とうとする向上心が良い盆栽を作る力になる。

良い樹を買う人は、盆栽の良し悪しを早く理解する事が出来、良い素材悪い素材の見極めも早く出来る。

結局、良い盆栽を作る力とは、悪い盆栽を処分できる決断力だと思います

 

さて、いよいよ盆栽シーズン到来ですね。

私は雑木の植え替えはほぼ終了して、モミジ、楓の芽摘み・葉透かしに移っております。

これから松柏の植え替えも入ってくるので大忙し。

でも楽しみです。

 

今日の画像です。

F先生が国風展に出展された瑞祥植え替えしました。

この瑞祥の事は後日記事にしますね。