昨日の『実生の後悔』と言う記事ですが、あくまでも実生黒松を45年以上された方が言われた事で、私の戯言ではないのであしからず。
この実生45年の黒松は、ある方が始めた事をきっかけに宮崎の有志に広がった『実生から作る黒松』で、私の一番近い方ではF先生がその内のお一人。
なので、実際に始めたきっかけやその過程、また、あるプロの方の助言で取り返しのつかない失敗になった事など、楽しい話を聞く機会があります。
昨日の記事の事は、その中のお一方がF先生に語られた事だったのですが、同じ方を向いて切磋琢磨してきた仲間のその言葉は正直ショックだったとおっしゃっていました。
もちろん、私なんぞの初心者にそんな事を語られるはずもなく、半世紀近く同じ趣味を勤しんできた仲間であるからこそ語られた事だと私は思います。
では本日の記事『実生への情熱』です。
先日F先生から、小品の楓を作りたいと電話で連絡がありました。
先日YouTubeの動画で見た素晴らしい楓に触発されたみたいで。
実生でも挿し木でも何でも良い、強い曲を付けた部分で取り木をするのが一番いい作り方だからと言う事みたいです。
でも私は凄いと思います。今から実生してでも、もう一度一から盆栽を作るという情熱を。
私はさすがに実生からはしたくありませんが、挿し木素材からならお付き合いしようかなと。
さて、何年掛かるのでしょうか、ある程度形が出来るまで。
ミニで10年、小品なら20年てとこでしょうか。
ただし、1本のみ。
1本入魂で勝負!
材料はこれ。
この画像から2年経過しておりますが・・・・・。