日暮れどきになると、新世界でよく見る光景ですが、外国人ガイドさんの案内を聞く外国人観光客の団体さんです。
多くの外国人観光客がガイドさんに連れられて新世界を楽しんでもらえることは嬉しく思いますが、近くで聞いても外国語なのでどのような内容のガイドをされているのか興味がありますね。
さて、新世界の情報ブログは今年9月で開設12年になりますが、私がブログで新世界の情報を発信しようと思ったきっかけのひとつ、今から12年以上前、通天閣の真下で添乗員さんが団体旅行者に対して、『このあたりがジャンジャン横丁といいます』と案内していたのを見かけたことからです。
通天閣の真下はジャンジャン横丁ではないし、案内するなら『このあたりが新世界といいます』が正解です。
間違った情報、不正確な情報をガイドさんが話している光景を見て、地元からの正確な情報発信の必要性を感じ、ブログを始めるきっかけになりました。
現在、新世界でのガイドでいちばん正確な情報を話してるのは人力車の俥夫達だと思います。
俥夫はかなり勉強してガイドしてるので、ありがたいです。
話は変わりますが、読売新聞(8月1日 夕刊)のコラムに、今の新世界•通天閣の動きが紹介されました。
私も取材を受け、コメントが掲載されてます。
短い文章ですが、かなり内容が詰まった記事です。
記事の中にある観光スポットや新世界夏祭り巡行の写真を並べてみます。
写真を並べてみると、記事に書いてあるように、"何でもありの新世界"という表現が当たっているかもしれませんね。
新世界はこれからもレトロな街を目指すべきと言う人がいますが、レトロは目指すものではなく、昭和の時代から変わらずに残ってきた結果にすぎません。
レトロは遅かれ早かれ無くなっていきます。
もちろん、レトロ風に作ったものは無くなりませんが、あくまでも作り物です。
"新世界はこうあるべきだ"というイメージに縛られず、これからも変化を受け入れ、街の雰囲気は変わっても、常に賑わいのある街であり続けることが大事だと思う今日この頃です。