通天閣の展望台に鎮座するビリケンさん、そして、新世界の街中にも多種多様のビリケンさんが並んでいます。
2代目ビリケンさんは、新世界まちなか案内所に鎮座しています。
新世界の情報ブログ、街歩き連載記事にもよく登場する、串かつ『横綱』前の巨大ビリケンさん。
また、新世界でのイベントの賞品にもビリケンさんは欠かせません。
今やビリケンさんは、新世界の写真スポットでもあり、新世界のお土産でもあります。
ふだん新世界に住む私にとって、ビリケンさんが街中に並んでいる光景は見慣れたもんですが、観光客にとっては、なかなかおもしろく、珍しい光景でしょう。
さて、ビリケンさんは、1908年にアメリカの女性芸術家、フローレンス・プリッツが夢で見た幸福の神様が起源です。
当時の大統領、ウィリアム・ハワード・タフトのウィリアムの愛称「ビリー」に小さいを表す接尾語「-ken」を加えたのが名前の由来とされています。
ビリケンさんが大阪新世界に登場したのは、1912年、新世界に通天閣とともに開業した遊園地『ルナパーク』と言われています。
1979年、新世界のビリケンさんが通天閣に復活、足の裏をなでるとご利益があるとされ、幸福の神様として人気を博します。
そして、通天閣・新世界100周年を記念して、2014年に3代目ビリケンさんが新調され、現在も通天閣の福の神として多くの人に愛されています。
以前、ビリケンさんは通天閣に鎮座したまま門外不出の時代が続いてました。
2005年9月22日~10月4日まで、渋谷駅・東急百貨店東横店で「大・大阪博覧会」が開催され、通天閣からビリケンさんが参加、それまで門外不出だったビリケンさんが初めて通天閣から出張したことでも話題になり、ビリケン様が一気に全国区になりました。
当時のことをリアルに覚えてる人も少なくなったかもしれませんが、これはビリケンさんはもちろん、新世界•通天閣にとって大きな転換期になった出来事だと確信しています。
個人的に思うことですが、街の中にビリケンさんが増えるにつれ、新世界が観光客で賑わう街に発展してきたように感じることがあります。
新世界にとって、まさに福の神なのかもしれませんね。
ビリケンさんについて、詳しくは下記ホームページをご覧ください。
ところで、ビリケンさんに関するイベントが、下記ホームページの通り、開催されるそうです。
ビリケンさんに魅せられたクリエイターたちが集まり、”ビリケンさんをアートに” ”オーサカを元気に”をテーマに作品を発表する、大阪発のPOP CULTUREイベントです。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000074913.html
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