通天閣の足元に『喫茶ドレミ』という大人気の純喫茶があります。
土曜•日曜日には、喫茶ドレミに入るのに待ち時間が発生することもしばしばです。
入口には"喫煙可"という文字があり、喫煙者にとっては嬉しい喫茶店ですね。
さて、いちばん上の写真のように、通天閣の足元、通天閣の塔脚に隣接して建てられています。
通天閣の脚が喫茶ドレミの建物の下に潜り込んでいるものかどうかは知りませんが、私は、ようこの場所に建てれたなぁと思いながら、喫茶ドレミを横目に見ながら歩いています。
"喫茶ドレミ"でネット検索してみたら、多くの人が訪れ、喫茶ドレミの魅力を発信しています。
インスタグラムで、#喫茶ドレミ で検索すると、多くの写真が出てきます。
私が若い頃、喫茶店には必ずといっていいほど、店頭にはガラスケースに商品サンプルが並んでました。
最近は、このような商品サンプルのガラスケースも少なくなりましたね。
喫茶ドレミの店内も昭和レトロな雰囲気で、私達の世代にとっては懐かしさを感じる空間です。
一方、若い世代の人にとっては、レトロが新しいと感じるようです。
喫茶ドレミは、今や観光客、女性客に大人気の喫茶店であり、関西圏はもちろん、全国的にも有名になってきているようです。
以前、喫茶ドレミのママさんがご存命の時、
『最近はレトロが人気だそうですが、お金もかかることやし、店を改装することなく、そのままの状態で長いこと商売してきただけです。何も新しいことをせんかったから、レトロと言われるようになりました。不思議やもんやね。』
とおっしゃってたことを思い出します。
客席にあるメニュー表も昔のままだそうです。
先日、『喫茶ドレミ』でモーニングサービスをいただきました。
コーヒー、トースト、ゆで卵、これがモーニングサービスの定番ですね。
昔なら、モーニングサービスをやっている時間帯には常連さんが通い、また出前もあり、かなり忙しくされてました。
今では、午前中でも喫茶ドレミには観光客が訪れています。
注文の品もモーニングサービスではなく、プリンアラモード、ホットケーキ、ミックスジュースなど、華やかな注文です。
お店のバーテンさんにとっては、コーヒーの注文がほとんどだった昔より、手が混む商品を注文されるお客さんが多く、余計に忙しくなってるようです。
喫茶ドレミは、新世界の名物店といってもいいかもしれませんね。
新世界に来られたら、純喫茶の魅力、昭和の喫茶文化を体感してみてはいかがでしょうか。
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