写真は、1月19日(水)の新世界の様子です。
毎年1月下旬になると、新世界は閑散期になりますが、コロナ感染急拡大の影響もあり、平日とはいえ、例年以上に人が少なくなっています。
ある飲食店の店員さんも急激な人通りの減少にびっくりしていました。
ところで、最近、新しいお店の方と話することがあります。
コロナ前、観光客が多い時期から新世界でお店をしていた方なら、一年間の繁忙期、閑散期の傾向が解るんですが、コロナ禍でお店を始めた方は、その傾向が解らず、新世界に観光客が溢れ、本気に忙しい状況を知らない方が増えているようです。
というか、どれぐらい多くの観光客で賑わっていたのか想像できないと言う人もおられます。
2年も続くコロナ禍は、人も店も変わってしまうぐらい長い期間だと実感します。
さて、そんな中、新世界でも新しいお店や施設ができそうです。
通天閣本通商店街でも改築工事、店内工事が進められています。
黒いシートがかけられている建物ですが、以前は『富よし』という居酒屋がありました。
古くから営業されてきた居酒屋で、地元常連さんも多く、私達もよく飲みに行ったお店です。
閉店したと聞いて寂しい気持ちになりました。
この場所に何ができるのか、地元の人はすでに知ってるようですが、公式にはシークレットらしいので、ブログでもシークレットにしときます。
コロナ前まで、少しの間、『からから亭』という焼肉屋さんがありましたが、コロナ禍になったあたりで閉店しました。
看板の文字、どこの国の言葉か解りませんが、次はどんなお店ができるのか楽しみですね。
通天閣から南へ約150mほどの場所、新世界のメイン通りにも新しいお店ができるようです。
『新世界おやじの串や』の隣り、以前は『喫茶スター』があった場所です。
昔から新世界でお店をされていた方や、数年前から新世界でお店を始め、ようやく新世界に根付いてきた方など、コロナ禍をきっかけに店を閉め、新世界から離れていった方もおられます。
感情的には、知り合いになった人が新世界から離れていくのはすごく寂しいことですが、その場所に新しいお店ができ、新しい人が新世界に根付いていくでしょう。
コロナ禍でなくても、街はそれの繰り返しです。
もし閉店したまま、新しいお店ができなければ、商店街はシャッター街になってしまいます。
個人的な寂しさは置いといて、新しいお店ができるのは嬉しいことであり、これからの新世界の発展のためにも新しいお店に期待していきたいと思います。