大阪市商店会総連盟が主催する「大阪市あきないグランプリ」は、2009年から始まり、今年で１３回目を迎えます。
大阪市内商店街の中から、様々な個性を活かした店舗を発掘し、表彰しています。
個性的で魅力のある店舗が、特性に応じた評価を受けることができるように、『物販 • サービス部門』『飲食部門』の２部門を設けて、消費者の目線に立った審査を行なっています。
あきないグランプリは大阪市内の各商店街から推薦を受けた、選りすぐりの店舗について、書類選考とミステリーショッパーズ（覆面調査員）による臨店審査を行ったうえ、最終審査会での専門家等の審査を経て、グランプリ、準グランプリ及び特別賞を決定します。
１月１４日、スイスホテル南海大阪にて、【大阪市あきないグランプリ』の表彰式が行われました。
浪速区からも優秀店舗が選ばれ、新世界からは『駄菓子BAR ぺんぎん堂』が優秀店舗としてノミネートされました。
残念ながら、浪速区からはグランプリ、準グランプリ、特別賞には選ばれませんでしたが、大阪市商店会総連盟による最終審査までいけたことは素晴らしいと思います。
写真は、大阪市あきないグランプリ、受賞店舗の皆さんです。
さて、表彰式のあと、新年懇親会が行われました。
コロナ禍につき、昨年は表彰式は行いましたが、新年懇親会は折詰弁当にして持って帰ったと記憶しています。
しかし今年は、感染状況や要請をギリギリまで見極め、感染防止対策をして開催することができました。
さて、私のテーブルには浪速区商店会連盟の理事と此花区の商店会の理事が座りました。
此花区にはユニバーサル•スタジオ•ジャパン（USJ）があります。
此花区の商店会の理事によると、此花区に『USJ』ができるという話があったとき、商店街が多いに活性化すると期待をしていましたが、開業してみると、『USJ』に行くお客さんは、遊び、買い物、食事まで、施設内で全てが完結し、商店街に立ち寄ることは皆無だそうです。
此花区の商店街には観光スポットやランドマークが無く、『USJ』のお客さんを取り込めなかった、此花区はバスで通過するだけの地域になってしまっているのが本当に残念だとおっしゃってました。
逆に新世界は、『USJ』に行く人が増えたら、新世界に来る人も増えるというのが傾向で、やはり通天閣、串かつなどの観光スポット、名物があるのが強みかもしれませんね。
他の地域の商店街の方と話をする機会は貴重であり、それぞれの商店街の違いや共通の課題が見つかることがあります。
大阪市商店会総連盟に加盟することで、様々な催しや情報を共有し、商店街との繋がり、人との繋がりが生まれます。
現在、大阪府でもコロナ感染者数が急増し、第６波が訪れてますが、2022年は大阪の商店街が少しでも元気になれるよう願うばかりです。
■第１３回 大阪市あきないグランプリ
詳細は下記ホームページをご覧ください。
http://osaka-shotengai.com/akinaigp/
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