ブログでも紹介しましたが、昨年、2021年7月1日、新世界会館で関西学院大学の学生たちへの授業が行われました。
浪速区まちづくりセンターに勤務されていて、新世界地域活動協議会の担当だった方が、本来の職場である大学に戻られ、社会学の先生として講義をされています。
その縁があり、新世界のことについての授業を、地元の人を交えてやってみたいという話がありました。
それならば、学生達に新世界に来てもらって、実際の新世界を感じながら授業をしてみましょうと、私からも提案し、新世界会館での授業が実現しました。
テーマは、ブログを通じて新世界の情報を発信している立場から、半世紀での新世界の変貌、コロナ禍での地元からの情報発信、街の活性化への活動、コロナ後の新世界など、そして話が脱線したり、最後は学生達からの質問に答えたり、かなり内容の濃い90分ぐらいの授業になりました。
下記、新世界会館での授業についての記事です。
さて、新世界会館での授業に参加していた学生の一人から、インスタグラムのDMでメッセージがあり、2021年9月から一年間、デンマークに留学していることを知りました。
彼女はデンマークでの生活を綴るブログ(asapol/noteブログ)を始めたそうで、読んでみると、わかりやすく、内容の濃い、素晴らしいブログでした。
デンマークの友人に、自分の出身地である福岡県の場所を説明することが難しく、なかなか伝えることができないという記事を見て、私なりにアドバイスをDMで送ったり、まさか、新世界会館での授業から、留学中の学生さんとDMでブログ談義をすることになるとは、人の繋がり、縁の不思議さを感じます。
新世界会館での授業が、海外生活についての情報発信にすごく役立っているようで、いつも新世界の情報ブログを読んでくれているそうです。
デンマークで生活して、友人から日本のことを聞かれることが増え、もっと日本のことを勉強しようという気持ちになったそうです。
私もこれまで、留学したり外国で仕事をしてきた人と話をしたことがありますが、みなさん、外国で生活してみて、日本のことをもっと知ろう、外国での交友関係を築くには日本のことを知る必要があるとおっしゃってました。
日本のことや生まれ育った地域のことについて、私達は知らないことがまだまだ多いように思います。
新世界に関しても、地元民である私達がいつも見ている新世界の光景は、日常の一部になっていて、昔から当たり前のようにあるものであり、珍しいと感じることはありません。
しかし、観光客にとっては、それらが非日常的だったり、魅力であったり、その地域の文化だったりします。
街おこしの原点は、昔から地元にある物の魅力を知り、それを情報発信し、多くの人に知ってもらうことから始まります。
新世界の情報ブログが、何らかの形で人の役に立っといることを知り、これまで続けてきて良かったと実感します。
先日、asapol/noteブログで『新世界の情報ブログ』を紹介していただきました。
デンマーク留学をしている中で、新世界のことを思い出し、ブログまで紹介してもらえて、本当に嬉しく思います。
是非、asapol/noteブログをご覧下さい。
最後になりましたが、これからも充実した留学生活を送り、素敵な思い出を作ってほしいと願っています。
https://note.com/asapol/n/n29534cd700fe