第五回内国勧業博覧会☆大阪での博覧会のルーツを知る! | 「新世界」の情報ブログ

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最近、健康のことを考えて、歩くようにしてるんです。

特に、コロナ禍が昨年春から続き、度重なる緊急事態宣言もあり、出歩く機会が減り気味になっています。

いちばん簡単にできる健康法は、まずは歩くことだそうで、天王寺公園を歩くことが増えました。


夕暮れ時、天王寺公園内にある大阪市立美術館前の広場では、若い人達の姿が目立ちます。

空手の練習をしているグループや縄跳びを撮影するグループなど、それぞれ自分たちの活動に励んでいます。




天王寺公園から新世界をつなぐ遊歩道です。



遊歩道を降りて、新世界に入ったところに、上杉酒店があります。



先日、『大阪新世界郷土史研究室』というタイトルで公開しているInstagramのアカウントを紹介しましたが、これは、喫茶タマイチの店主さんと上杉酒店の店主さんが運営しているそうです。



喫茶タマイチの店主さんによると、コロナ禍が続き、緊急事態宣言まで発令されて、お店も暇になったので、昔の資料を整理しようと思い、眠らせておくのも勿体ないし、インスタグラムで発信していこうということになったそうです。

上杉酒店の店主さんは新世界に関する貴重な歴史資料をたくさん保管されていて、新世界の歴史を調べてるマスコミ関係者も上杉さんに問い合わせることがあります。


ところで、2025年には大阪万博が開催されることになっています。

博覧会といえば、1903(明治36)年、大阪今宮で開催された『第五回内国勧業博覧会』があります。

会場は、約95000坪以上の広さ、いまの天王寺公園・美術館・茶臼山・天王寺動物園、それに、新世界全体を含めた広大なエリアでした。



正面入口には高さ27mの正門があり、会場内には農業から学術・美術に至る、あらゆるパビリオンがあり、18カ国におよぶ諸外国の展示館もありました。



娯楽施設も充実していて、中でも茶臼山から下るウオーターシュートが大人気でした。




上杉さんによると、

大阪での博覧会のルーツは天王寺公園、新世界にあり、2025年の大阪万博を盛り上げるためにも、新世界から盛り上げていくことが大事だと思います。

『大阪新世界郷土史研究室』として、Instagramでの発信も、第五回内国勧業博覧会を含め、新世界、天王寺公園の歴史を発信し、コロナ後を見据えた活動にしていきたいと、おっしゃってました。


第五回内国勧業博覧会』について、ネット検索したら、たくさんの情報、資料が並んでいます。

明治時代、産業振興を目的とした国家プロジェクトでもあった第五回内国勧業博覧会について、調べてみてはいかがでしょうか。





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