すでにニュースでご存知かと思いますが、12月29日までとしていた大阪市内の酒類を提供する飲食店などへの営業時間短縮と、府民への不要不急の外出自粛の要請について、医療体制が極めてひっ迫している状況が続いているとして、年明けの1月11日まで延長することになりました。
年末年始、特に飲食店では『書き入れどき』ですが、今年の年末年始はどうなることやら、心配ですね。
例年なら、12月27日頃、特に日曜日ですから、かなりの人出があり、大賑わいでしょう。
ジャンジャン横丁、串かつ『八重勝』や『てんぐ』などの老舗店は行列ができてるはずですが、今年は人通りも少なく、年末らしさを感じません。
感染者数の増加、gotoトラベル停止、時短営業などにより、自粛ムードを感じます。
ジャンジャン横丁にある射的屋のスタッフの方は、
『昨年末とはえらい違いです。新世界に来られるお客さんも人の少なさに驚かれてました。お客さんは、新世界は賑やかだというイメージを持って来られているので、寂しさを感じると言ってました。日曜日やのにファミリーが少ないし、お正月がどうなるのか心配ですね。』
と、おっしゃってました。
また、通天閣本通商店街にある森本文具店では、年末年始、数々のカレンダーが並び、販売しています。
私が子供の頃から、年末年始の恒例です。
店主さんによると、
『今年はコロナの影響で、年末年始から十日戎にかけて、いつもより人出が少ないと思うので、カレンダーも少なめに仕入れました。買い取りやから、残ったら大変ですわ』
と、おっしゃってました。
コロナ禍において、新世界の各店舗、いつもの年末とは違う状況に、戸惑いや心配、寂しさを感じておられるようです。
2021年は、良き年になってほしいと願う今日この頃です。
[追記]
これまで、『掻き入れどき』と思い込んでましてが、調べてみると、『書き入れどき』が正解らしいです。
「かきいれ時」は、「商店などで売れ行きがよく、最も利益の多い時」を意味しますが、「お金やお客をたくさん集める」→「掻き集める」
を連想したり、商売繁盛を祈願する縁起物の「くまで」でお金をかき集めるところを想像してして、つい、「掻き入れ時」と書いてしまいます。
しかし、本来の表記は「書き入れ時」だそうです、
「書き入れ」とは、帳簿の書き入れのこと。
品物の売れ行きがよく、お金がたくさん入ってくると、帳簿の書き入れが忙しくなることから、売れ行きがよく、利益の多い時を「書き入れ時」というようになったそうです。
今日からブログでも『書き入れどき』と記載します。
知らなかったのは私だけでしょうか?笑
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