ニュースや新聞でも報道されてますが、新型コロナウィルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が続いてますが、大阪府では施設や店舗への休業要請などを解除する独自の基準「大阪モデル」が示されています。
大阪府では、7日連続で基準を達成すれば15日に休業要請の段階的な解除を判断する方針です。
その状況を踏まえて、臨時休業していたり、短縮されていた営業時間の延長を見据えて動き始めている飲食店もあります。
5月12日に放送されたNHKのニュース番組では、感染予防対策を進めながら、営業再開に向けて動き出している飲食店の様子が紹介されました。
下記、NHK 関西NEWS WEB でも動画と記事で放送内容が紹介されています。
新世界からは、串かつ『だるま』の営業再開に向けての動きが紹介されました。
串かつ『だるま』についての記事を抜粋しました。
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【串カツ店 営業再開に向けて準備】
大阪府が新型コロナウイルスの対策で行っている休業要請などの段階的な解除を検討していることを受けて、大阪にある老舗の串カツ店では密集を避けるため客席の数を減らすなど営業再開に向けた準備を進めています。
大阪府内で13の店を構える「串カツだるま」は、緊急事態宣言が出たことを受けて先月8日から感染の拡大防止に協力するため、すべての店で休業していました。
大阪府が15日にも施設などへの休業要請や飲食店の営業時間短縮の解除を判断する方針を示したことから、一部の店舗では早ければ16日に営業を再開することを決めました。
このうち、串カツ発祥の地とされる大阪・新世界にある店では、7人の店員が12日、再開準備のため1か月ぶりに出勤し、密集を避けるため客席の数を30%減らして36席にしたり、席と席の間やレジの周りに仕切りを設置したりしました。
また、洗浄したあとの食器を念のため消毒する手順なども確認していました。
一方、店では創業91年になる歴史の中で、大きな決断にも踏み切りました。
串カツの特徴である、ソースがたっぷり入った容器は、複数の客が同じ物を使うためしばらくの間は原則撤去し、小分けのボトルに入れたソースをかけてもらうことにしました。
客の要望があれば従来の容器も出すということですが、店員らはソースをボトルに入れ替える作業にあたっていました。
店長の吉村英士さんは、「店の再開にあたってはお客さんの安心を一番に考えました。どれだけ来ていただけるかわかりませんが、『来てよかった』という状況を作っていきたい」と話していました。
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撮影場所となったのは、串かつ『だるま』動物園前店でした。
営業再開に向けて、感染予防対策を進めている様子がリアルに解ります。
また、串かつをソースがたっぷり入った容器に着けて食べるという文化が根付いてますが、複数の客が同じ物を使うため、そこから『ソース2度漬け禁止』というルールが定着しました。
しかし、感染予防対策を考えて、しばらくの間はお客さんが共有するソースの容器を原則撤去し、小分けのボトルに入れたソースをかけてもらうことになったようです。
新世界では、5月16日の週末あたりから営業再開する店舗が増えてきそうな雰囲気を感じます。
休業中の店舗のシャッターを開けて、掃除や作業、営業に向けての準備をするスタッフの姿を見かけます。
少しずつ、街が動き出しているように感じる今日この頃です。
■現在、臨時休業中の串かつ『だるま』動物園前店
■NHK 関西NEWS WEB
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