4月も後半になり、過ごしやすい季節になってきました。
キャンディーズの歌『春一番』の一節、〈重いコート脱いで出かけませんか?〉という歌詞を思い出しますが、今年の春は、状況が違います。
新型コロナウィルス感染拡大に伴い、全国に緊急事態宣言が出され、外出自粛、店舗への休業、飲食店や居酒屋への営業時間短縮など、様々な要請が出されています。
他の商店街、繁華街と同様、新世界も閑散としています。
そんな中、営業を継続している店舗もあります。
通天閣のすぐ下にある煙草屋『HIROTAYA』さんでは、飛沫感染を防止するため、客とスタッフの間にビニールカーテンが設置されました。
写真では解りにくいですが、これなら煙草屋のおばさんも安心して働くことができるでしょう。
少し前まで、たこ焼き屋さんでしたが、おそらく、しばらくはマスク屋さんになるようです。
カットハウス『スタジオK』、喫茶『いづみ』、総本家『更科』さんも営業を継続しています。
営業を継続しているといっても、新世界にほとんど人通りがない状況ですから、忙しいわけはありません。
しかし、少しでもお店が開いてることで、地元の人達にとっては安心のひとつになります。
営業している店舗があることは、防犯についても安心のひとつになるでしょう。
ニュースなどでは、感染拡大を防止するには、「密閉した空間」「密集した場所」「密接した場面」を避けることが有効、いわゆる『三密』を避けることが重要だと報じていますが、今の新世界を見る限り、三密とは無縁に感じる今日この頃です。
新型コロナウィルス感染拡大が落ち着き、以前のように、賑わいのある新世界に戻ることを願っています。
★Twitter@shinsekaizyoho
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