大阪観光局の依頼により、新世界町会連合会は全国から中学生、高校生の体験学習を受け入れています。
昨日、5月14日(火曜)には、新潟県 阿賀津川中学校の生徒達53名による商人体験(特産品販売)が新世界で行われました。
12時20分、生徒達が通天閣下に到着し、「始まりの会」を行いました。
新世界町会連合会の会長の挨拶、お手伝いに来てくれたお笑い芸人さんの紹介、そして、販売における諸注意などを行いました。
その後、販売場所である通天閣下わくわくランド入口横、ジャンジャン横丁北入口に商品を運び、移動します。
商人体験ではいつものことですが、生徒達の行動はスローペース、販売の準備をするにもひと苦労で、引率する先生のたいへんさが解ります。
いよいよ販売開始、始まるのを待ってくれているお客さんもおられ、売れ行きも好調でした。
新世界では、販売場所での販売だけでなく、いわゆる行商、商品を持って、歩きながら、道行く人に販売することが効果的で、この日も行商の成果が大きかったようです。
約2時間を予定していた販売活動ですが、時間を余らせて完売することができました。
ふつうなら、余り気味の商品を地元スタッフが買ったりすることがありますが、昨日は私達が買うこともなく終わりました。
新潟県の阿賀町、検索してみると、写真などから長閑な風景を感じます。
生徒達にとって、大阪らしさのあるゴチャゴチャした街並みの新世界での商人体験は、最初はなかなか馴染むことができなかったかもしれませんが、時間が経つにつれ、元気で積極的な販売活動ができるようになり、貴重な経験になったと思います。
新世界での商人体験が、中学時代の思い出のひとつになれば嬉しいです。
また、この日は大阪観光局の担当者が視察に来られてました。
ゴールデンウィークが終わり、比較的、観光客が少ない日でしたが、それでも、新世界の人通りの多さに驚いておられました。
新世界の商人体験の様子を見て、これからの課題や発展性についてアドバイスをいただき、今後の参考にしていきたいと思います。
★Twitter@shinsekaizyoho
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