人の気持ちの中にある本当の「レトロ」☆ | 「新世界」の情報ブログ

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今は更新されてませんが、ジャンジャン横丁の商店主さんらが書いていたブログ「ジャン横ニュ-ス」に、下記のような記事がありました。

振り替えって読んでみても、すごく心に残る内容です。

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ジャン横ニュ-ス

「N響アワー終了にあたり」
2012/02/22

NHKのN響アワーが終了するそうです。
実は二年ほど前にN響アワーのロケが交響楽の「新世界」の新世界繋がりでありました。

そこでは司会者の西村さんと女性アナウンサーが実際に新世界を歩き、ドボルザークの新世界との接点など(あったんですね:笑)を解説したり、さらには二人で地元の立ち飲み居酒屋さんの「やまと屋」さんで串カツを食べてました。

するとなにやら突然、司会者の西村さんが食べながらハラハラと泣いてはるではないですか!


大阪出身の西村さんは、昔、ご自身が子供の頃オヤジさんに連れられて、このように並んで食べた頃が思い出されて泣けてきはったそうです。

突然の涙に女性アナウンサーも面食らってたし、なにより当の本人までも驚いてたみたいです。


そんな番組のノリでもないN響アワーで、誰もそんな展開は予想もしてなかったはずですが、しかし私は余計に演出ではない涙に感動したことを覚えてます。
やまと屋さんもそんなに過剰に懐かしさ、レトロを売りにしている店ではありません。

それであればこそ、そんな長々と営業を続けてきはったその店先で、食べてたお客さんが懐かしさで胸がいっぱいになる。これが本当のレトロだと思うし、そうでないとアカン。

長年続けてきた店冥利に尽きる場面に、ものすごく嬉しさも感じたN響アワーだったです。

終わるのは残念です。(音楽とは違うとこに感激して申し訳ないです。汗)



以上、ジャン横ニュ-スより抜粋

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子供の頃の父親との思い出や母親との思い出は、ふだんは忘れていても、何かの状況に遭遇した時、当時の様子がフラッシュバックする時がありますよね。


世間では「レトロブ-ム」とか言われていて、若い世代の方々にも受け入れられているようですが、実は「レトロ」の意味合いは、けっこう奥深いもので、それぞれの人の気持ちの中に存在するものかもしれませんね。


その意味合いでの私にとってのレトロとは、移動販売車で売られているカレ-味のホットドックです。

子供の頃、天王寺公園で親父とキャッチボ-ルをした後に食べたカレ-味のホットドック、今食べても胸が詰まります。


天王寺公園が無料化になるという計画が進んでいるようですが、天王寺公園が子供の頃の思い出に残る場所、これからも多くの人達の「レトロ」であってほしいと思います。



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