心整体院天理院の山本です。
今回は、
水分不足による症状(頭痛と足のつり)とチェック方法・対処法についてお伝えしたいと思います。
夏になると特に多い「熱中症」。
ここ最近では夏以外でも猛暑になる日が多く、水分を意識していてとっていても汗でとられてしまい、水分が足りていない方もよく見受けられます。
さらにやっかいなのが、なかなか自分では
「水分不足」と気づかないこと。
脱水症状はわかりやすい症状もあれば気づきにくい症状も多くあります。
水はなによりも自分の体の「根幹」ですから、ちゃんと知っておきたいですよね。
水分不足は、頭痛と足のつりを引き起こします。
自分が水分不足(脱水)かよくわからない方もいるでしょう。
そこで、水分不足かどうか自分でも判断しやすい方法があるので、参考にしてください。
尿の色と量を確認する
水分不足かどうか、一番わかりやすくある程度正確にわかるのは「尿」です。
一般的に尿は水分不足になると、これ以上水分がでないように腎臓で管理され、「濃く少なく」なります。
そのため、一般的に水分不足になると
尿が濃い黄色や茶色に近くなる(正常は透明または淡い黄色)
一回のトイレの尿量が少なくなる
そもそもトイレにほとんどいかなくなる
といったことになります。
尿が普段よりも濃いめに感じたら、水分不足になっているかもしれないと思っておいた方がよいでしょう。
水分不足に対する適切な対処法は?
① 適切な水分補給
水分不足の症状が出ている場合、まずは適切な量の水分を摂取することが重要です。
ただし、一度に大量の水を飲むのではなく、少量ずつ頻繁に水分を補給することが推奨されます。
通常、1 日の水分摂取量の約 20% は食べ物から摂取されますので、
大体男性で約2.5リットル、女性で約2リットルは飲んだほうがよいことになりますね。
② 経口補水液を活用する
運動や発熱などで大量の汗をかいた場合、水分だけでなく電解質も失われます。
そのため、電解質を含むスポーツドリンクを摂取することで、水分と一緒に電解質も補給することができます。
水分だけよりも500ミリリットルあたり大さじ1杯くらい、レモン汁などのクエン酸と食塩をいれてあげるとよいでしょう。
③ 脱水を助長する行動をとらない
当然ですが、水分不足で脱水しやすい行動をすれば症状が加速します。
脱水を助長する行動はとらず、まずは水分不足を解消するのに努めましょう。
アルコールの過度な摂取:アルコールは利尿作用があり、体内の水分を排出させるため脱水を引き起こします。
カフェインの過度な摂取:カフェインも利尿作用があり、水分を失う原因となります。
運動後の水分補給を怠る:運動による発汗で失われた水分を補給しないと、脱水状態になります。
食事を抜く:食事も重要な水分源です。特に、果物も水分を補給する手段として有効です。
高温・乾燥環境にいる:暑い場所や乾燥した場所では、汗をかきやすく、体内の水分が蒸発しやすいです。
なるべく水分不足を感じたら、建物の影の涼しい場所にいるようにしましょう。
なければせめて帽子や日傘をさして影を作るようにしましょう。
では、今年の夏も元気に過ごしてください。😊