本日は

①変数(前回の続き)、②文字列の連結、③データ型

について勉強していきましょう!

 

①変数

前回は、変数の値を取り出すところまで行いました。→前回のブログはこちら

今回は変数名の付け方、変数を使う意義、変数の値の更新についてです。

 

変数名の付け方にはルールが存在します。

1つ目は、英単語であること

2つ目は、2語以上の場合はアンダーバー『_ 』で区切ること

3つ目は、数字を頭文字に付けてはいけない

などが挙げられます。

 

 

 

変数を使う意義

変数を使うメリットは、要約するとわかりやすくするため。

様々なデータを扱うときに、それが何を表しているかが明確になります。また、何度も繰り返して使用することもできます。

 

 

では実際にやっていきましょう!

 

 

2つの変数 apple_price  と apple_count を使って、購入金額を出力すると言うものです。

ここで新たにtotal_priceという、りんごの金額(apple_price)とりんごの個数(apple_count )をかけた(*)変数を設け、前回勉強したprint( )を使って合計を出力します。

 

変数の値を更新

変数の値を更新するときは、上書きで更新することができます。

 

 

すでに存在する変数に数値を足す場合も同様です。

下の画像では、先に変数X=5を定義し、次に同じ変数Xに+3をし、上書きします。

 

先ほどの変数のような場合だと、省略して書くことができます。

省略前:X = X + 3  省略後:X += 3

省略してもしなくても結果は変わりません

 

では実際に入力してみましょう!

money変数の出力は、print( )を使って出力します。

次に先ほど勉強したように、money変数に+5000を上書きします。

※省略してもしなくてもどちらでも構いません

最後にまたprint( )を使ってmoneyの値を出力します。

 

②文字列の連結

数値で使う『+』記号は、文字列にも活用できます。

こちらもprint( )を使います。

文字列ですのでシングルクォーテーション、ダブルクォーテーションを忘れずに付けましょう。

また、変数との組み合わせも可能です。

 

では実際にやっていきましょう

これは比較的簡単ですね。

print( )を使って、文字列と変数を組み合わせた構文になっています。

 

③データ型

今度は先ほど学んだ、文字列の連結の応用で、『文字列+数値』について勉強していきます。

その前にデータ型について勉強します。

データ型とは、データ(値)の種類に関する分類のことです。

今まで学んできたのは、文字列の文字列型と、数値の数値型の2種類のデータ型です。

 

 

データ型が違うと、出力される値が変わってきます。

 

この異なるデータ型同士の連結(文字列 + 数値)はエラーになってしまいます。

そこでデータ型を変更する時に使うのが、『 str 』『 int 』です

 

『 str 』は、数値型を文字列型に変換するときに使う

『 int 』は、文字列型を数値型に変更するときに使うものです。

書き方は

 str(数値型の変数名) →文字列型に変更

 int(文字列型の変数)→数値型に変更

 

 

では実際にやっていきましょう!

 

 

1問目は、数値型の変数が定義されており、文字列型に数値型を組み合わせたものです。

なのでここでは『 str 』を使います。

2問目は、文字列型の変数が定義されており、数値型に文字列型を組み合わせたものです。

なのでここでは『 int 』を使います。

 

まとめ

・変数名には、頭文字に数値は使えない、2語以上の場合は『 _ 』で区切ること。

・変数を使うことで繰り返し利用することができる。

・変数の値の更新は上書きで更新される。

・文字列同士の連結も可能。

・データ型が異なると連結できない。連結するときは、データ型を変更する必要がある。

・データ型の変更は、数値型→文字列型は『 str 』、文字列型→数値型は『 int 』を使う

 

次回は真偽値と条件分岐について勉強していきます!

今回もお疲れ様でした!

 

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