社会生活に悪影響を
及ぼす事がある
という記事を
昨日書いたのだが、
実はその承認欲求が、
社会を渡っていく為の
原動力となる場合もある。
会社経営や、
芸能の活動、
スポーツの世界などで
大きな成功をおさめた人の中に、
不遇の子供時代を過ごしてきた
という人が多い
という話を聞いた事は無いだろうか？
例えば、
片親の家庭に育ち、
貧乏だった上に、
あまり親にも
かまってもらえなかった、
というように。
そこで
強くなっていくのが、
承認欲求であり、
自己顕示欲だ。
そして、
家庭では満たされない心を、
外の世界で認められる事で
満たそうとする。
ただ、
承認欲求は諸刃の剣で、
上手くいけば大成功、
失敗すれば心を病むという
ギャンブル性を持っているし、
例え
大成功したとしても、
その後もずっと承認欲求を
原動力にして活動し続けるのは
心を蝕む要因になりかねない。
何故ならば、
ずっと心が満たされていない状態、
承認を渇望している状態が
続いてしまうからだ。
ロケットは飛び立つ際、
強力なエンジンが火を吹き、
空へ向かう推進力とする。
そんな風に、
最初の力として
承認欲求を上手く
使いこなせるとすれば、
成功を手にする事が
できるのかもしれない。
ボクの場合、
大きな成功とは言えないまでも、
処女作を出版する事が
できた理由の一つに、
やはり
強烈な承認欲求があった事が挙げられる。
ただ、
強すぎる承認欲求は
苦しみを伴う為、
もし、
子供にその傾向が認められるなら、
早急にカウンセリングを
受けさせてほしい。
早ければ早いほど、
承認欲求を推進力として利用し、
その子なりの成功を
手にできる可能性が
高まるはずだ。
そして
拗れれば拗れるほど、
社会と繋がる事が
どんどん難しくなり、
承認されたい
→
社会と関われない
→
承認されない
という負のループに
ハマってしまうというわけだ。
今日はこの辺で。
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