昨日に引き続き、「災害級」と称される最高気温が予想されている当地
現場に出て作業するスタッフには、もう頭が下がるばかり・・・
エアコンの効いた事務所にいるのが申し訳なくなってしまいますww
私にできる事は、若手新人を獲得する事と、スタッフが最大限快適に仕事ができる様に
出来る限りのサポートをする事を優先して行くしか無いですね!
そんな中、先日にも記事に書きましたが
弊社に「積算業務要員」として、約1年半前に入社した女性スタッフから相談され
生れてはじめての愛車選びを手伝っておりましたが・・・
どうやら、ネットで見つけた車に「ほぼ」決めたらしく
販売店に見積依頼から始まり、購入の意志を伝える所まで一気に進みました。
最初は、ネットで見つけた「グリーン」の限定カラーに惹かれていたのですけど
試乗した「ブルー」が気に入ってしまい、試乗した車と同じ「限定車」に的を絞って見つけた物です。
こんな色ですね!(購入予定の車は、ブルーヴォラーレと言う100代限定車)
画像は借り物ですが、実車はもっと淡いブルーで、「オリジナル」のフィアット500にも有った様な可愛い色。
「初」の愛車に選ぶには、イタリア車、しかも中古・・・ハードル高い気がして
相談された身としては、実際の事を調べるべく情報を集めて
まずは、国産車の感覚では乗れない事(故障の面や、使い勝手の事)
故障した際は、「外車」は工賃が概ね国産車より高い事。
・・・・その他、私が色々変な車に乗って来た経験やらから得た「ネガ」な部分を伝えました。
借りて短期間乗る事と、自分で愛車として所有して、相棒として楽しむのでは、意味が違いますからね。
せっかく、造形に惹かれて「欲しい」と思って、なけなしの予算で購入したものの
「想像」とは違って、乗り難いわ、壊れてばかりだわ・・・なんて事になったら・・・
ですので、私としては、国産車に比べれば、手間も掛るし、お金もそれなりに掛るのが「外車」であること。
でも、「個性」の部分に関しては、国産車には無い魅力がタップリ詰まっている事。
まして、その車の形や色が気に入ってしまったのなら、眺めているだけでも幸せな気持ちに慣れる事。
フィアット500の様な車であれば、「生き物」を飼っている気持ちで接すれば
気温や湿度などで、いつもと違う不具合が出ても「もう、仕方ないなぁ、雨だもんね」とか思えたり
「私が元気にしてあげるからね!」なんて話しかけたり(ここまで来るともう私と同じ「変態」の領域ですがw)
そんな感じで、「愛着」がどんどん湧いてくるのが楽しい所だよ!
後伝えたのは、車検から車検まで、ほぼ何もしなくても故障しなかったり
新車から10年10万キロ程度までなら、車検の時の整備だけで、ほぼ何事も無く乗れてしまう
「日本車」の方が、世界的には「異常」って事ですね。
なんせ、海外にはそもも、車検制度すら無い国もありますので
日本の様に、2年に1回は車検が必ず有るのが当たり前では無いですし
日本車の様に、車検の時に整備したら、次の車検までほぼ何もしなくても壊れない・・・なんてのは日本車だけ。
まぁ、それも10年10万キロ迄で、それ以降は日本車でも、それまでの整備状況や、乗り方で故障も増えますがね!
ですので、「外車」に乗るのなら、普段から「走行距離」で、整備や消耗品の交換をする事を実施し
いつもと違う音や匂いがしたら、とりあえずはショップに持って行ってみて貰う。
後は、運転操作も、丁寧な操作を心掛けて、「壊さない」乗り方を身に付ける事。
恐らく海外の人は「普通」にやっている事だと思うのですが
「異常」な日本車に慣れている「普通」の日本人は、「外車は壊れる」って感想になるんじゃないかと。
私の感覚では、壊れるんじゃなくて、「壊している」って事も多いと感じます。
もっとも、製品の品質管理や、精度、材質に関しては、日本の車ほど徹底されていないのも事実なので
どんなに丁寧に扱っても、日本車より故障する頻度は高いとは言えますが。
でもね、それこそ年柄年中レッカーのお世話になるとか、チョイノリで燃えるとか…
普段キチンとメンテして、乗り方にも気を使っていれば、そんな大きな故障は「ほぼ」無い。
有るとしたら、「あれ?窓が開かなくなった」とか「ん?ルームミラーグラグラじゃね?」みたいな
私に言わせれば「故障のうちに入らない」ちょっとした不具合程度(笑)
・・・長くなりましたが、こんな事も伝えつつ、最後に
「でもね、乗らなくても、姿を見ただけで嬉しくなって」
「乗り込んで室内眺めただけで幸せな気持ちになれて」
気に入った車との生活は、ちょっとしたトラブルなんて気にならないほど
生活に彩を添えてくれるよ!
そんな事を伝えました。
後は、「俺自身、変てこりんな車ばかり乗って来て、無茶もやったし失敗もしたけど」
「欲しくて買って後悔した車は1台も無かった」 事を伝えました。
あくまで、「私」の感じた事ですけど、それは事実ですので。
それよりも、人と違う車に乗っていたからこそ出会えた人や
知る事の出来た独特の世界観は、その車に乗ってみたからこそ知り得た物。
大げさに言うと、人生観にも影響を受けたこと。
そんな事も伝えました。
長々と書きましたが、今の女子の状況はと言うと…不安より期待が大きくて
家に車が届いた時の事や、ドライブに行った時の事を妄想して「フワフワ」しておりますよ(笑)
さて、今選んだ車が良い車で、彼女にとって初の「相棒」が、良い個体で有る事を願いつつ
「車変態」の若者を、一人世に生み出してしまうかもしれない責任を感じている私でした。