自己防衛(⇒自己中)から来る孤独や苦しみから脱する | 大阪発!心理カウンセラーの「自分で自分を癒すヒント」

大阪発!心理カウンセラーの「自分で自分を癒すヒント」

うつ、不安、不登校など、様々な神経症やお悩みを少しでも軽くする為の
ヒントを開業カウンセラー(公認心理師)がお伝えしてゆきます。

皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、
のぶさわです。

 

 

 

 

<前回からの続き>



前回までにお書きした内容をまとめますと、


(私が感じる様に)

もし自己中な人が増えてきているとすれば、
以下の原因によるもの
だと考えます。


「資本主義社会の飽和状態」


「安全基地の縮小」


「共同・協調の喪失」


といった、

社会構造自体の問題


その社会構造の問題から派生した、
マスメディアやネットSNS等による


「不安・恐怖をあおる」


「独りでの娯楽を与える」


といった、

情報の問題


さらには、

「地球規模の環境の変化と適者生存」


「親世代の過敏さ」


「遺伝子の変化或いはエピジェネティクスによるもの」


といった原因によると考えられる
不安・恐怖等の不快刺激に対する過敏さ

を持っている人の増加


だとすれば、


自己中は個人の性格に帰するものではなく、
様々な要因によって”敵”とみなしてしまった故に
恐怖を感じてしまう他人への防衛反応である

 

と考えられます。


ところが、


「私は”自己中”と言われて友人ができない」


「”自己中”な私に彼氏が愛想を尽かせてしまう」


「私はなんて”自己中”な人間なんだろう・・・」


等と悩んだり、

孤独感に苛まれて苦しんでおられる方

もいらっしゃっると思います。

つまり、


「自己中=自己防衛的」と考えると、
自己防衛的になって孤立するから苦しくなる

のだと思います。


そしてそんな自分を否定してしまうと、


「他人も敵」で「自分も敵」になって
この世の中に味方がいなくなり、

怖と絶望の世界を生きる事になるでしょう。


自己防衛的な人の中には

    ”他人と関わらなくても平気”とか

    ”他人からどう思われても平気”等といった特性

    を持った人もいらっしゃいますが・・・)


だとすれば、


「自己中=自己防衛的」な傾向によって、

 孤立したり、自分を責めてしまって苦しんでいる方は、


「私のこの性格は、私のせいではない!」
とまずは自分を責める事をやめて、

 

少なくとも自分が自分の敵である事から脱する事が肝心

だと思います。


ただ、

「それでも自分のこの性格を変えたい」
と思われている方に向けて、


次回からは

「自己防衛(⇒自己中)から来る

   孤独や苦しみから脱する方法」
について、お書きしてゆきたいと思います。
 




<次回へ続く>
 

 

 

 

それでは今日も良い変化を

 

 


★お問い合わせ・ご相談は下記の私のホームページを
  
ご覧ください。

     新大阪駅 徒歩1分!
「心の相談ルーム」オアシス大阪
(超短期解決、全額返金保証制度有り)
//////////////////////////////////////////////////////////
↓ 今回の記事に共感して頂いたら、お手数ですが


  クリック応援をお願い致します。とても励みになります。
心理カウンセラー ブログランキングへ