皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、
のぶさわです。
<前回からの続き>
前回お書きした事を参考にして頂いて、
「”症状”に代わって、
今現在の自分にとっての
心を安定させる可能性があるもの」
が見つかれば、
そちらの方向へ徐々に移行してゆきましょう。
今回は、そのヒントをお書きしたいと思います。
<どうすれば症状が必要無くなる
方向へ持ってゆけるのか?>
③”症状”の代わりになる
「心を安定させるもの」へ徐々に移行
してゆく
今迄は”症状”によって心の安定化を図ってきた
とすれば、
脳の神経回路の中に
「症状による安定化回路」ができている筈です。
だとすれば、
その回路を使わずに他の回路を作るという事に対して
脳の抵抗はとても強いものだと思われます。
それはまるで、
握っていた命綱を
「そこから手を放してこっちに掴まれ!」
と言われる様なものだと思います。
ですから、
”代わるもの”に移行する時には、
脳にその変化を気づかれないくらいに、
少しずつ少しずつ移行してゆく必要がある
と思います。
例えば、
ギャンブル依存の人が”代わるもの”として、
難易度が高いルアーでの大物釣りや
登山をやってみたいと思ったとします。
その場合は、
ギャンブルをいきなりやめて
大物釣りや登山へ移行するのではなく、
例えば、週3日ギャンブルしてたのを
半日だけ”代わるもの”に纏わる事をする
(例:その情報を集める、ネットで道具を選ぶ、
計画を練る等々)
そして、
徐々に”代わるもの”の事を考える時間を増やして
ゆきましょう。
(症状に纏わる時間を減らすというよりも
”代わるもの”に纏わる時間を徐々に増やす感覚)
※勿論、触法行為や加害行為等、
今すぐやめないといけない事は別ですが・・・。
その場合は、
”代わるもの”をできるだけ沢山用意して、
それに充てる時間を目いっぱい取る必要があるでしょう。
次回は、
不快刺激から来る不安定さに直接働きかける事
を目的とした、
「自分の(脳の)中に心を安定させる機能を作る」
についてお書きしたいと思います。
<次回へ続く>
それでは今日も良い変化を
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