皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、
のぶさわです。
<前回からの続き>
前回、
HSS型HSPの人がモチベーションを維持する為には
「その目標を達成する可能性が高すぎてもダメだし、
可能性がゼロでもダメ」
そして、
その目標を達成した途端、セロトニン(満足)が出て、
ドーパミン(モチベーションの素)が抑制されて、
モチベーションが無くなってしまうのでは?
とお書きしました。
もしそうだとすれば、
そこに依存が生じたり、
常に熱中できる目標(趣味や仕事)を更新し続けないと、
まるで躁鬱の様に気分の上がり下がりに
振り回されてしまうかも知れません。
それでは、
そういった方はどうすれば気分を安定させ、
モチベーションを維持できるのでしょうか?
私はその鍵は
「超長期目標」と「中・短期目標」と「超短期目標」
を掲げる事だと思います。
どういう意味か?を以下で説明したいと思います。
①超長期目標を掲げる:
HSPの人は「貢献」や「人生の意味」を
突き詰めて考える傾向がある人が多い
と思いますが、
「今死んだとすれば、
何を成しえていない事を後悔するだろうか?」
「人生において、
何を成し遂げたら満足して死ねるだろうか?」
等と 自分に問いかけ、
「深い処理(D)」によって、
自分なりの答えを見つけてゆきましょう。
そしてそれを成しえた時を想像したら
「快の感情」が強く出るものを人生の目標に据えて
みませんか?(超長期目標)
・・・それは人によっては「ライフワーク」「天職」
とも呼べるものかも知れません。
但し、それを成しえる確率は(お書きした様に)
「ゼロでは無く、しかも簡単では無いもの」
の方がモチベーションを維持し易いと思います。
②中・短期目標に落とし込む:
毎日毎日、何十年計画の果てしない目標を
意識し続ける(=モチベーションを維持し続ける)のは
至難の技だと思います。
いくらラーフワークでも
いつかは古臭くなって飽きてしまうでしょうから。
ですから、
その「超長期目標」を実現させるために
「今年中にはこれを達成しよう」
とか
「今月中にいはこれを終わらせよう」
等と中・短期の目標を掲げる事で
モチベーションは、より維持されやすくなるでしょう。
③超短期目標を掲げる:
HSSの新規探求・刺激追究は
基本的には「今、やりたい事」「今、興味がある事」
に向かう傾向があると思います。
ですから、
「ライフワーク実現の為に、今日何をすべきか?」
とか
「今何をすべきか?」
といった超短期目標も必要になって来ると思います。
加えて、
「ライフワーク」といった一つしか無い目標に対しても
飽きが生じて来ると考えられます。
ですから、
ライフワーク自体を必要に応じて変更したり、
それとはまったく別の
「週末はどこへ出かけたい?」「今何がしたい?」
「今何が欲しい?」「今何が食べたい?」「今誰と会いたい?」
等といった、
(超々短期の)「今の欲求」
を満たしてゆく事も必要だと思います。
即ちライフワーク等の「超長期目標」
と
今の自分の欲求を満たす「超短期目標」
の二刀流が必要ではないか?と思います。
それでは、
次回からはHSPの人が生き辛くなる原因の一つ
と考えられる「愛着障害」との関連性
をお書きしてゆきたいと思います。
<次回へ続く>
それでは今日も良い変化を
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