HSPが陥り易い障害①抑うつ | 大阪発!心理カウンセラーの「自分で自分を癒すヒント」

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うつ、不安、不登校など、様々な神経症やお悩みを少しでも軽くする為の
ヒントを開業カウンセラー(公認心理師)がお伝えしてゆきます。

皆さんこんにちは。「みんなのカウンセラー」こと、
のぶさわです。

 


<前回からの続き>


今回からは、HSPの人が陥り易い(陥る可能性のある)
障害についてお書きしてゆきたいと思います。



「お母さんが期待してるから、

 テストでもっと良い点数を取らなきゃ!」
と夜遅くまで頑張ったり、


「入社してきた後輩の良い手本となる様に、

 完璧に仕事をこなさなきゃ!」
と家に帰ってからも仕事の準備をしたり・・・。


HSPの人は
「良心的」「誠実」「真面目」であったり、
「貢献感」を大切にする人が多いと思います。

その為に頑張り過ぎて、

自分の時間まで犠牲にしてしまう事もあるでしょう。


或いは、

「友達のAちゃんは、今日なんだか

 よそよそしかったなあ~。


 私が昨日言った事に気を悪くしたんじゃ

 ないかしら・・・
 だとすれば、嫌われちゃったのかな・・・


 明日どう接したらいいんだろう?・・・」


HSPの人は、

些細な事やいつもとの微妙な違いにも気が付く
「感度の鋭さ」を持っていますので、

相手の微妙な変化も読み取ります。

そしてその意味を
深く考えてゆきますので、
家に帰っても、或いは床に就いても

その深い処理が続くと疲弊し、

 

自立神経が乱れて睡眠不足や

頭痛・腰痛・胃腸の不具合等の身体症状

まで出てきたりする事もあるでしょう。

そしてもしその
処理の結果で得た結論が

ネガティブなものであったなら
落ち込んでゆくでしょう。


そしてその様な事が続くと
刺激を遮断し、心を安定させる
セロトニンや

GABAを補う時間が削られたり、


(特にHSS型の人は)

興味がある事への刺激を得る為の時間も削られ、

ワクワク感を感じられるドーパミンを補う時間も

無くなり、


結果的に元気のない状態=抑うつ状態に陥る

もあると思います。


※HSPの人に障害が出現し、

 医師の診断によって薬が処方される場合、


 刺激に敏感な為、少量の薬でも効きすぎ

 しまう事が考えられます。
 その辺りを注意する事が必要だと思います。


 また、抗うつ薬の投与で、セロトニンや

 ノルアドレナリンが補完される事によって、

 

 責任感から益々仕事や学業にのめりこみ、

 本来であれば刺激を遮断し、まったりとする時間

 や趣味に没頭する時間を確保する事
 によって得られるそれらが人為的に得られてしまう

 ので、


 その時間を確保できずに刺激過多から

 更に症状が強まる事も考えられます。


 或いは、HSS型HSPの人がADHDや双極性障害

 と間違われて薬を処方された場合も


 それらは中枢神経に作用する薬である事も多い

 でしょうから、


 セロトニンやドーパミン、ノルアドレナリン等の

 神経伝達物質のバランスが崩れ、

 

 HSPの人にとって一番大切な「適切な刺激量」が
 保たれなくなる恐れ
もあると思います。


 ですから、

 猶の事HSPの正しい理解と正しい診断が必要

 であると思います。 


次回は、

HSPの人が抑うつを防ぐヒント

をお書きしたいと思います。



<次回へ続く>
 

 

 

それでは今日も良い変化を

 

 


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