皆さん新年おめでとうございます。
「みんなのカウンセラー」こと、のぶさわです。
新年の話としてはふさわしくないかも知れませんが(笑)、
今年の初めは「愛と執着」について思った事を書きます。
「愛が憎しみに変わる瞬間」
とか
「愛したくても愛せないから辛い」と感じた事は
殆どの人が一度や二度はあるのではないでしょうか?
(勿論、私も何度もあります)
「あれだけ好きだった彼氏に裏切られて憎い」
「好きで結婚した旦那だけど今は顔を見るのもうっとうしい」
「我が子を愛そうと思っても愛せない」
「親に対する憎しみがいつまでも消えない」・・・。
愛は何故こんなに辛いものなのでしょう?
でも、同じ愛なのに「無邪気な子供の笑顔を見て思わず
微笑んじゃう時の気持ち」等は、その後子供が泣き出しても、
そっぽを向いても消えませんよね?
ここからは私の勝手な考えですが、
この2種類の”愛”の違いは、
意識が自分の心の方に向かってるか
相手に向かってるかの違い、だと思います。
これも私の勝手な定義ですが、
”愛”は本来「自分の中で生まれた愛の感覚を
ただ”ここにある”と感じるもの」で相手は関係ありません。
一方、「相手に意識を向けて、相手の中にあるものを利用
して”愛の感覚を”頂こう、補ってもらおう」とするのは、
「愛」じゃなくて「愛”する”こと」=執着だと思います。
「愛」はそこにある感覚をただ感じるものと考えると、
それに「する」を付けて「愛する」にしてしまうと、途端に対象(相手)
が必要になります。
そして相手次第で「愛する」事ができなくなったり、
「憎く」なったりしてしまいます。
ですから「愛する」事に少し疲れた人は一旦”相手”を切り離し
無理に「愛そう」とするのではなく「する」を取って「愛」を
感じてみませんか?
今のあなたの心の中にある愛を感じると、
どんな感じがしますか?
万一、愛をあまり感じられないのであれば、どんな時に
愛の感覚が湧き起って来るのかを観察してみましょう。
ー旅に出て大自然の偉大さを感じた時?
可愛い動物を見た時? 老人に席を譲った時?
誰かや何かに感謝の気持ちが湧いて来た時?・・・。
何も彼氏や旦那や子や親じゃなくてもいいんです。
たまには「愛する」の「する」を取って自分の中にある「愛」に
気付く訓練をしてみるのもいいかもしれませんね。
そうすると「自分の中にある相手への愛」をもっと感じる事が
できるようになるかも知れませんね。
(勿論、愛”する”あまり、それが憎しみや恨みレベルまでいっちゃってる人
はまずそれを解消する事から始めないとなりませんが・・・。)
それでは今年も良い変化を
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