ひきつづき

 

大逆転裁判
 

 

プレイ記

 

※ネタバレがあります

 

第3章では、冷酷と思われていたバンジークス卿に意外な一面があることが明かされたり、

あの人物が実は生きていた(といっても、ほぼ誰しもが生きていると思っていたでしょうが)ことが判明したり、

10年前の事件のことが明かされたり……

と終盤に向けてどんどん盛り上がっていきました。

 

いままでと同じだとすると、これが最後から二番目の章になるはず。

「ねじれた男」というタイトルからわかる通り、シャーロック・ホームズシリーズの短編「唇のねじれた男」のオマージュが盛り込まれていそうです。

 

国際会議に出席するため、御琴羽教授と慈獄判事が倫敦にやってきます。

ちなみに、慈獄判事は1および2の1話(チュートリアル)に登場した裁判長です。

判事だけではなく、外務大臣も兼ねているというエリート。

御琴羽、慈獄、そして亜双義一真の父・玄真は10年前まで倫敦に留学していました。

ホームズ短編の名作「赤毛連盟」のパロディとなる二人組の登場。

『唇のねじれた男』を思わせる夫の失踪事件などがあり、

時には対立し、時には協力した仲であるグレグソン刑事の死。

そして、容疑者として起訴されたのはなんと死神バンジークス卿という衝撃の展開。

さらには検事がこの男というサプライズの連続。

 

裁判

「唇のねじれた男」ゴシップ。

ホームズの原作を読んでいれば、すぐに正体はわかります。

基本的にホームズのパロディが多い今作ですが、ここまで原作とおなじ展開だと、原作を知っているひとの楽しみは半減しますね。

ちなみに、「唇のねじれた男」は、「赤毛連盟」「まだらの紐」などにくらべるとやや知名度は落ちますが、名作なので未読の方はぜひ読んでみてください。

 

裁判は意外な方向に進み、一時中断

本当の意味での「死神」の存在も。

さすがに、バンジークスが関わった被告は全員死亡、というのはおかしいと思っていましたが、やはり誰かが命を奪っていたんですね。

それも個人ではなく、おそらく組織であろうというのがバンジークス卿の見解です。

そして、ホームズの相棒=ワトソン博士=アイリスの父親

と思われていましたが、実はアイリスの勘違いだったことが判明。

本当のホームズの相棒は

言われてみれば、たしかに「ワトソン」ぽい容姿。。。

……まてよ。

ホームズは、「自分の相棒がアイリスの父」と言っていた、ということは、

アイリスの父は御琴羽。

となると、寿沙都とアイリスは腹違いの姉妹ということに。。。

こ、これは修羅場!

と思いきや、どうやらそういうわけでもなさそうです。

 

つづきます