イース・メモワール -フェルガナの誓い- 
 

 

 

ネタバレありでいきます。

 

このゲームのラスボス「ガルバラン」

『Ⅲ』では、古代の魔神などと呼ばれよくわからない存在でしたが、

『イースⅥ』で設定が整理されて以降、「有翼人に反旗を翻した人間たち(闇の一族)が作り出した生物兵器(灰エメラス)」ということで確定しました。

人間側の技術が未熟だったため、制御不能な存在となり、やがて海を越えてフェルガナに流れ着き、暴れまわった……というのが真相です。

『Ⅵ』にて「灰エメラスの生物兵器は、エメラスの武器でないととどめを刺せない(弱らすことができる)」という設定ができたため、

なぜ、古代の勇者はこんな危険なものを完全に倒さず封印にとどめたのか=ジェノスの剣はエメラスではない(おそらくラバール鉱製)からとどめをさせなかった

と、なかなか納得できる後付けとなりました。

が、

作中で「ジェノスは西方から来た」と、ジェノスが古代エルディーンから来たことを示唆する文言があります。

そして、どうやら公式の裏設定として「ジェノスはガルバランを倒すためにエルディーンから派遣された(おそらく有翼人)」ということらしいのです。

だとすると、非常におかしい。

 

古代エルディーンはエメラスの武器でないとガルバランにとどめをさせないことを知っていたはずなのに、なぜジェノスにエメラスの武器を持たせなかったのか?

 

という疑問ですね。

うっかりしていたのか、持っていたものの途中でなくしたのか、それとも実はガルバランの力をつかってなにかを企んでいたのか?

このあたりは謎ですね。