ひきつづき

 

ユニコーンオーバーロード
 

 

プレイ記

 

ネタバレありでいきます。

 

魔女アルチーナの回想。

この青年はアレインではなく、アレインの祖父(イレニアの父)ジェラールです。

王位についたものの、窮屈な王宮暮らしよりもコルニアを生で見たいと、こっそり旅に出ます。

(これは先王の影響力がまだ強く、宰相が有能だから、自分がいなくとも、ということもありますが)

その旅にわざわざアルチーナを連れて行く意味は……。

まあ、そういうことだったんでしょうね。。。

ジェラールはそのころすでに結婚していたようですが、本当に心から愛していたのは。。。

そんな切ない思い出を回想するアルチーナに、バルトロが授けた術とは?

「器」ということは、他人の肉体に自分の魂を移して乗っ取る術でしょうか?

えげつない。。。

屍の軍団を乗り越え、バルトロと対峙するアレイン。

しかし、拘束魔法に捕らわれてしまいます。

その絶体絶命の危機を救ったのは、なんとアルチーナ。

もちろん、なにか企みがあってのことでしょうが。

彼女がバルトロから授けられた「降霊術」。

どうやら、いままで支配の術と思っていたのも降霊術だったようです。

つまり、洗脳ではなく別の魂によって肉体が乗っ取られていたということ……。

 

そして、いよいよ茨の塔周辺でアルチーナとの決戦です。

アルチーナは倒しても別のところにワープして復活してしまいます。

倒すには、まずワープ先となる遺跡をすべて占領する必要があります。

すべてのワープ先を抑えると、茨の塔へ逃げていきます。

追い詰められるアルチーナ。

アルチーナは、なぜコルニアを、愛したひとの娘や孫のいる国を裏切ったのかを語り始めます。

OPでもイレニアのパーティにアルチーナらしきひとがいることからもわかるように、最初はイレニアに味方をしていました。

しかし、降霊術の存在を知り考えを変えました。

旅の途中、自分をかかって毒矢に倒れてしまったジェラール。

彼女は、彼に瓜二つの孫アレインにジェラールの魂を降霊させようとしていたのです。

いままでアレインの潜伏先が敵方にもれなかったのも、アルチーナのおかげだった、というのはなんとも皮肉。

 

他人の、それも孫の肉体を奪って復活してもジェラールが喜ぶはずはない。

そんなことはわかっていました。

それでも、ただ最愛のひとともう一度言葉を交わしたかった。

歪んではいるけれども、それでもどこか切ない。

アルチーナの悲恋はこうして終わったのでした。

 

つづきます