千里の棋譜~現代将棋ミステリー~

 

プレイ記

 

エピローグです。

 

奨励会を年齢制限で退会となった長野くん。

将棋以外にできることはない彼が、果たして今後生活していくことができるのか??

サイバーテレビが雇ってくれそうでよかった。

局長は、かつての自分とおなじく夢破れた青年を応援したいようです。

初の女性プロ棋士となった香蓮。

現実では、まだ女性プロ棋士(女流棋士とは別)は出ていませんね。

今後に期待でしょうか。

 

その年の新人王座戦。

退会した長野くんにも参加資格がギリギリありました。

ある意味、遅かったともいえる覚醒を遂げた長野くんは快進撃をつづけ、ついに北条を破り優勝しました。

そして、時の名人との「記念対局」

念願の名人の座を勝ち取った師・森方との師弟対決が、すこし変則的な形とはいえ実現したのでした。

これにて本編は終了。

あとは、おまけ。

本編でも活躍した香川女流棋士をはじめ、実在の棋士たちが登場……というより、登場キャラ全員実在の番外編です。

内容は、主に暗号クイズでした。

 

これにて、ついに終局。

次回は総評です