ひきつづき

 

  千里の棋譜~現代将棋ミステリー~

 

プレイ記

 

ネタバレありでいきます。

 

有望な若手が突如として姿を消す神隠し。

北条三段の突然の退会に納得できない長野くんと歩未は、独自に調査をはじめます。

北条の師匠である、第二部からの新キャラ天城九段。

「有望な若手が突然辞めるのはよくあること」

と、非常に淡白な態度。

サイバーテレビを訪ね、調べてもらいます。

第一部では敵だった勢力が仲間になる展開はやはりよいですね。

調べてもらってわかったのは、

 

・北条三段は、ネット将棋で対戦し負けている。相手の「DEEPK」はおそらくAI。

・北条が長野くんに渡したUSBのなかに消されたデータがあり、そこには対局の盤面のデータが残っていた。

 

AI飛燕で調べてみたところ、この盤面になにか大きな秘密がありそうだということがわかります。

実際、ある程度年配の棋士たちは、この盤面を見て顔色を変えました。

蘇我局長は、この盤面が「幻月名人戦」と呼ばれる対局のものではないかと推測していました。

将棋界の神隠しはこの名人戦が発端とか。たしかにきな臭い。

サイバーテレビでは、当時の対局をそっくりそのまま再現することを決定します。

果たして、そこにどのような秘密が隠されているのか?

七澤に頼まれ、歩未もスタッフとして参加することになりました。

 

つづきます