イースⅩ -NORDICS-
 

 

プレイ記

 

ネタバレありでいきます。

 

意識を封じられたカージャは、動くことも戦うことも可能(本能で動いてる?)ものの、セリフは一切なくなり、とくに戦闘が寂しい状態となります。

はやく、元に戻してあげたいところ。

リラにより、アドルの深層心理を映し出します。

これにより、情景の島の事、老人のことがアドルの脳裏によみがえります。

忘れかけていましたが、情景の島でのできごとは記憶には残っていない(で、島を訪れるたびに思い出す)システムでしたね。

水鏡に映った光景から、北の海≪キカトリス≫に鍵があると判断するリラ。

その予想通り、情景の島を発見します。

ここで第Ⅹ部。イースは出てきたいないのに、サブタイがイース。

どうやら、失楽園=イース、という意味で使用されているようですね。

なお、ここが最終章となります。

イースⅩがⅩ部で終わる、というなかなか粋な演出です。

しかし、島は近づくと蜃気楼のように消えてしまいました。

見つけて近づくと消え、見つけて近づくと消え……を繰り返します。

ヒントを求めて、ロロの方舟……かつての大災厄の際、動植物を乗せた船、のひとつへ。

方舟になにか手掛かりがあるはず。

さっそく乗り込もうとしたところで、バルタ水軍が襲い掛かってきます。

激しい海戦が繰り広げられる……といいたいところですが、パワーアップしたサンドラス号の前には敵ではなく、あっというまに轟沈です。

そして、アドルとカージャ、そしてリラは方舟へ。

途中では、やはりこのひとが待ち受けていました。

艦隊は囮で、隙を見て方舟に乗り込むのが目的だったようです。

妻の命を(間接的ではあるが)奪い、妻が愛した海を混沌に導くであろうロロ。

そのロロをなんとしてでも倒さなくてはならない。それが、たとえ愛したひとと自分の間に生まれた娘でも。

この親父……飄々としているようで、実はものすごくロマンチストで、それでいて不器用で、実は臆病……なんですね。

そんな父の独白を聴き、リラの封印を解いて意識を戻すカージャ。

ついに、親子(とアドル)の対決です。

 

つづきます