ひきつづき
イースⅩ -NORDICS-
プレイ記
ネタバレありでいきます。
リラから語られるロロの話。
かつて暴虐の限りを尽くし、それでも飽き足らず、さらなる富と名声をもとめて「海王の玉座」までやってきたロロ。
リラは玉座を管理する精霊として、ロロに会います。
リラの「なにを欲するか?」という問いに「全てだ」と、どこかの火炎魔人さんのような答えを返すロロ。
しかし、リラはその願いはロロ自身のものではなく、彼の中におしこめられた「悪意」によるものだと見抜いていました。
ロロは何者かによって植え付けらた悪意により、自我をゆがめられていたのです。
玉座の力で悪意を追い出したロロは、一転して優しさにあふれた人物となり、豊かな王国を築きました。
そしてリラと結ばれ、娘(カージャの曾祖母)も生まれました。
しかし、ロロから追い出された悪意は、やがて三将となり、大災厄を起こして国を滅ぼしました。
その後、リラはなんとか三将を封印したものの、長い時間の末に封印が解けてしまい、三将はあらたな主……というより器、依り代となるロロの子孫を探していた、というわけです。
壮大なお話でした。
このまま残りのひとり・オーズを倒せばカージャがロロとして覚醒してしまいます。
しかし、オーズを倒さなければアドルが呪いにより死んでしまう……。
この絶望的な状況を打破するため、リラはエギル海底神殿へ行くことを提案します。
海底神殿にある海王の玉座の力を使えば、カージャがロロとして覚醒するのを止められるかもしれないというのです。
序盤に少しだけ話題に出てきた伝承が、終盤で大きな意味を持つ。
胸熱の展開です。
つづきます