ひきつづき

 

うたわれるもの 二人の白皇
 

 

プレイ記

 

ネタバレありでいきます。

 

さて、アニメでは『偽りの仮面』のラストからそのままオシュトル(ハク)サイドのストーリーがはじまりましたが、

ゲームではクオンサイドからのスタートです(アニメではクオンサイドは4話から)

前作のEDでは、ハクを失ったショックから山中をさまよい歩いていたクオンがオボロたちに保護されていました。

そのままトゥスクルへ帰ったものの、体調不良で寝込んでいたようです。

フミルィル登場。

第一作『子守歌』では、ウルトリィが預かった赤子として登場していましたが、立派に成長した姿でまさかの再登場。

ちなみに、クオンは「家族は多いが友達はいなかった」と前作でさんざん言われていたので、フミルィルも友達というより家族のような関係なのでしょう。

 

クオンはあまりにショックのあまり、ヤマトでの生活のことを忘れていました。

周囲も、そのことに対していろいろ気を使っているようです。

トゥスクル城のお風呂。

「白楼閣の大浴場とおなじだ! イラストの使いまわしだ!」

というのはやめましょう。

たぶん、白楼閣はトゥスクル風の建築にこだわっているので、瓜二つになったのでしょう。

父とは呼んでいるものの、オボロは「伯父」です。

クオンの母は、オボロの妹・ユズハなので。

しかし、オボロの台詞、どう見ても妹を懐かしむという感じではないですね……。

シスコンここに極まれり。

クロウの無神経……もとい荒療治で記憶を取り戻すクオン。

すぐにネコネ達の助っ人に向かおうとしますが、トゥスクル皇女であるクオンが軽々しく動くことは許されません。

クオンとトゥスクル皇女は別。もうそんな詭弁は通用しません。

「売られた喧嘩は買う」とばかり、オボロはヤマトへの侵攻を宣言します。

どうしても友を助けたいクオンは闇夜に紛れて脱走。

チュートリアル戦闘は、キママゥ(猿)との戦いになります。

数は相手の方が多いですが、チュートリアルなのでとくに苦戦はしません。

 

キママゥを振り切ったクオンですが、こうなることを見越していたアルルゥたちが待ち構えていました。

「自分の命なんかどうなってもいい」というクオンにアルルゥがビンタを一撃。

あの幼かったアルルゥが、こんなことを言えるくらいお姉さんになったのは感慨深い……。

ベナウィに、早めにヤマトを制圧し、エンナカムイに手出しできないようにすれば、ネコネやアンジュは少なくとも辺境で平穏に暮らせる……と諭されます。

友を助けるために、友を裏切る。

辛い役目を行うことを決意するクオンでした。

 

つづきます