ひきつづき

 

DESIRE remaster ver.
 

 

プレイ記

 

ネタバレありでいきます。

 

マコト編。

外部からの視点であったアルバート編と異なり、デザイア内部の人間の視点で進んでいくマコト編。

アルバート編では詳しくわからなかった装置のこと、

職員に突如休暇を出したり、一時的に島から退避させたことなどの裏側がわかります。

アルバート視点ではかわいかったティーナが、

マコト視点ではとにかくウザイのも、それぞれの感じ方の違いが出ています。

 

しかし。

マコト編の大半は、

「アルバートの浮気癖に傷ついたマコトが口八丁手八丁の男に言い寄られ、落とされていく」

というもの。

まあ、たしかにアルバートの女癖の悪さはすさまじく、

マコトのことをあまり大事にしているようにも見えないので、

アルバートと別れる……こと自体は納得です。

しかし。

よりによって、その代わりに選んだ男が、

 

・アルバートと同じくらい女癖が悪い(ただ、彼の正体を考えると諜報活動の一環だった可能性もあり)

・女性に平気で暴力を振るう(しかも顔)

 

という、「いや、よりによってなんでそれなのよ」と言いたくなるような男。

最後は、マコトに本気で惚れたとかで、彼女をかばってかっこよく死亡しますが、

あまり好きにはなれないキャラでしたね。

 

余談ですが、マコトは百合の気質も持っていたようです。

90年代ということを考えれば、実は日本のゲームは欧米よりもはやく寛容だったと言えるのかもしれません。

 

エレナさん、実は装置の力で若返っていました。

装置は、人体改造ができるようですが、それはあくまでグスタフの計画。

マルチナ教授の目的はまた別にあるようですが?

 

デザイアはマルチナが行方不明になったことで閉鎖されましたが、

2年後、再び稼働することとなりマコトが新たな責任者として赴任する、

ということでマコト編は終わります。

マコトはマルチナが残した資料から、装置の真の目的に気づいたようですが、そこは語られません。

 

謎はまだまだ多いので、マコト編はどうも中途半端に感じます。

 

真の解決は、第三の主人公パートにて明かされます。