EVE ghost enemies
ネタバレあり感想その2
ネタバレありです。
ネタバレを知りたくない方は、このままバックしてください!
今回の新キャラで一番印象に残ったのは、今作のヒロインともいうべきレイスでしょうか。
見た目は大人びていて、声もかっこいいお姉さん役が多い小松未可子さん……ということで、
プレイ前、公式サイトで見たときは落ち着いた役なのかな、と思っていました。
しかし、
実際は天然なドジっ子で、それでいて健気で思いやりにあふれる、とてもかわいいメイドさんでした。
余談ですが、
自分がプレイするゲームの小松さんは、『イースⅨ』のキリシャなど、なぜかかわいらしい役で出演していることが多いんですよね。
作中では小次郎と徐々に親交を深めてゆき、
ケガをした小次郎が療養する際は一緒に暮らすことなります。
もちろん、小次郎の本命はなんだかんだいっても弥生なので肉体関係は持たなかったと思われますが、
子ども(エリス)のいる状態で1年間暮らす、という小次郎の人生にとって忘れられない時間となりました。
一緒の過ごした時間は弥生に次いで長く(氷室はあくまでビジネスパートナーでプライベートまでは一緒にいない)、子どもがいるということで疑似家族でもありました。
普段から事件を追いかけてばかりの小次郎にとって、穏やかな田舎での生活は「楽しかった」と言えるものであり、レイスの存在も非常に大きなものとなっていました。
そんなレイスが……あんなにあっさり殺されてしまうとは……。
レイスの正体は、このシリーズではおなじみのクローン人間ですが彼女は17歳前後の肉体で生成されたため、この世に生きていた時間はたったの数年だったんですよね……。
その短い生涯の大半を共に過ごした小次郎は、レイスにとっても大切な存在だったのでしょう。
小次郎にとっての「忘れ難い女性」は第一作のプリンがいますが、レイスはプリンに並ぶあるいはそれ以上に忘れ難い存在として小次郎の、そしてプレイヤーの心に残る存在かもしれません。
なお、
レイスのオリジナルとなった少女イレイスは、AIとして蘇ろうとしていますが、
遺伝的に同じということを考えると、イレイスの声も小松さんなのでしょうか?
だとしたら、すごいな……あんなロリ声まで出せるなんて……。
これにて、「EVE ghost enemies」の記事は終了とします。
次回はから、同作のおまけ得点である『DESIRE remaster ver.』をプレイします。