百英雄伝rising

 

総評です。

 

評価:73点

オススメ:★★★☆☆

 

なによりコスパがいい。

クリアまで十数時間、やりこんでも20時間程度ですが、

定価が非常に安いので、ボリューム不足はそれほど気になりません。

ボリュームが少ないというのは「忙しくてもプレイしやすい」「空いた時間で一気に最後までやれる」ということでもあり、ひとによってはむしろ評価点になるかもしれません。

ストーリーは王道で、意外な展開などはあまりないですが『百英雄伝』本編につながりそうな伏線がいくつもでてきて、本編への期待度を盛り上げてくれます。

キャラも王道ではありますが主人公のCJをはじめ、好感度の高いメンバーがそろっているので愛着がわいてきます。ぜひ、彼らを本編でもパーティキャラとして使用したいと思わせてくれます。

 

アクションRPGですが、アクションはそこまで難しくなく、先の時間があまりかからないということと併せ、『百英雄伝』に興味があるならやってみて損はないでしょう。

 

残念なところとして、サブクエストのほとんどがいわゆる「おつかい」であること。

ファストトラベル画面とマップ構成図はおなじ画面にして、どこへワープするのか一目でわかるようにしておいて欲しかったこと。

などでしょうか。

『幻想水滸伝』シリーズも、いろいろと不親切なシリーズでしたが、そういう悪しき伝統は新規シリーズには持ち込まないで欲しいところです。

 

『百英雄伝』本編は来年(2023年)発売とのことですが、いまから楽しみです。