引き続き
イースのヒロイン・フィーナ
イースはOVAやドラマCD、
およびゲーム自体にボイスがつくこともあり、
当然、フィーナにも声優がついています。
しかし、「特定の担当声優」というのはいません。
いままでの担当声優をあげると
・平野文(サラウンドシアター・イース)
・渡辺菜生子(PCE版)
・高山みなみ(OVA版)
・飯塚雅弓(ファルコムクラッシックスおまけCDドラマ)
・佐久間レイ(ファルコムクラッシックス2)
・氷上恭子(イース1・2エターナルストーリー)
・川澄綾子(2009年版ドラマCD)
となりますが、基本的に1作のみ担当という事が多く、
「フィーナと言えばこのひと」
という声優さんはいないですね。
強いて言えば、インパクトが一番強いのはOVAの高山みなみさんでしょうか。
まあ、これはキャスティングの意外性というのも大きかったわけですが。
リリアは、ドラマCDで担当された喜多村英梨さんが「ファルコム学園」でも引き続き担当されたことで、喜多村さんのイメージが固まったと思われますが、フィーナの方は正式な担当はまだ決まっていない状態ですね。
しかし、担当声優さんは全員、有名な方ばかりでそれはすごいのですが……
あまり、声質に統一感がないような気も……。
ある意味、イメージが固定されないところがフィーナの魅力なのかもしれませんね。
●他ゲームへの影響
おそらく、この「イースのフィーナ」を元にしたと思われる他ゲームのキャラクターも何人か存在します。
①「グランディア」のフィーナ
名作RPG、「グランディア」のヒロイン・フィーナ。
冒険者で活発な性格……と、イースのフィーナと共通点は一見なさそうですが、
・双子の姉がいる。(グランディア発売当時は「レアが姉・フィーナが妹」という公式設定はありませんでしたが)
・失われた古代文明の鍵を握る。
・背中に翼が生える。
と、どう考えても「イースのフィーナ」のオマージュでしょう。
グランディアのフィーナは、主人公と悲しい別れになるか、と見せかけて大団円へ持っていくので、
ある意味「アドルと結ばれたフィーナ」というイメージだったのかもしれません。
主人公はどちらも赤毛ですし。
②「夜明け前より瑠璃色な」のフィーナ
PCの18禁ゲームですが、
これは製作者が「イースのフィーナが好きだったから」と公言しているらしく(ソースは手元にないです。ごめんなさい)
影響を受けている事は間違いないです。
蒼髪のロング、という容姿はたしかに似ているかも。
③「チェインクロニクル」のフィーナ
スマホゲーム「チェインクロニクル」のヒロインフィーナも、蒼髪ロング(三つ編みですが)と、容姿が似ています。
そして、「世界の鍵を握る書物」に関わりがあるということで……多分、イースのフィーナの影響を受けているでしょうね。
と、このように、
様々なゲームにオマージュされていることを考えると、
「けっこう昔から隠れファンは多かったんじゃないか?」といおう気はします。
やはり、フィーナは永遠のヒロインですね。
さて、
次回はレア……というのが順番ですが、
レアはむしろイース・オリジンの記事の際に語りたいので、
リリアと行きましょう。