先日、病院の待合室にてドクターが
「マダム
しゃぃんひー」
と何回か誰かを呼んではりました。
待合室に居るのは………
どうやら…私のみ…
ま、
ま、
ワタクシ
初めての呼ばれ方に頭がクラクラした私、パティシエの嫁でございます
私、真理と書いて「しんり」と読みます。
なので、こちらでの保険証?にはローマ字で
「shinri」
なんです。
今まで、病院では
「マダム ニー」
とファミリーネームで呼ばれていた為、
まっさか自分の名前が
「しゃぃんひー」
と呼ばれるとは…
そのドクター診察が終わり、私にフランス語で説明されるので……
私勇気を出して、恐る恐る…
「せ、せ、先生…私、フランス語分かりません」
と拙いフランス語で言いますと
ドクター、優しい仏様の様な笑顔で
「OK
D'accord
」
と仰り、再度説明をして下さいました…
さっきより超ゆっくりしたフランス語で
あの…さっきと変わらず…1ミリも、分かりませんが…
てっきり英語に切り替えてくれるかと、勝手に期待しました…(ルクセンブルクでは、フランス語分からないと言うと大抵英語に切り替えてくれるのです)
とりあえずもう分かる雰囲気を醸し出して頷き、逃げる様に診察室を後にしました



言語って奥深いっス
さぁ、今回のパティシエの甘〜い話です
無花果の命は短い。だから出会ってしまったのなら輝かせてあげなければ…。
ここルクセンブルクで出会うイチジクの多くはトルコ産の黒イチジクで、黒い皮に真紅の実(正確には花ですね)、日本のものより小ぶり(ゴルフボール大)で、濃厚な甘さがあります。ヨーロッパでは皮ごと食べられ、ドライイチジクも人気で、お菓子はもちろん料理にも良く使われます。
と言う訳で作りました。
底から、シナモン風味のクッキー生地、ドライイチジクのグレープジュース煮と胡桃を混ぜ込んだアーモンドクリーム、ラズベリージャム、生のイチジク、キルシュ風味の生クリームです。
オーストリアのリンツはリンツァートルテと言う焼き菓子が有名ですが、他にリンツァーアウゲンと言うクッキーも良く知られています。ナッツを練り込んだシナモン風味の生地にラズベリーや赤スグリのジャムを挟んで焼いたもので、今回はそのリンツァーアウゲンの深い味わいと黒イチジクの複雑な甘さを掛け合わせてタルトに仕上げました。
イチジクだけに素朴な地方菓子にうまく花を添えられたかと。
追記 大変申し訳ありませんが、12月のケーキのご注文につきましては本業の方が大変忙しく平日はお作りする事が出来ません。
ですので、ショートケーキ限定日曜日にお渡しのみお受けさせて頂きます。
どうぞご理解下さい。
※配達はしておりません。ルクセンブルク市内Merl公園近くにある拙宅まで取りに来て頂くことになります。
※ご予約は、3日前までにお願い致します。
申し訳ありませんが、ご了承下さい。
もし興味を持って頂けましたら、気軽にコメントや下記アドレスにお問い合わせ下さい。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました
次回も読んで頂けると嬉しいです
ではまた


